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Westfield Massacre CANDIRIA tour LA show review

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2016年9月末に行われたKNOTFEST USA、そこで私が最も目を惹き衝撃を受けたのがロサンゼルスを拠点として活動するWestfield Massacreである。昨年末に行ったインタビューやキックスターターの影響もあり「もう一度彼らのショーを観たい」と想いを募らせていたのだが、今回カリフォルニアでCANDIRIAのツアーサポートをするということで急遽日程を合わせてアメリカのロサンゼルスへと飛ぶことになった。空港からバスを3時間ほど乗り継ぎ到着したのは比較的治安も良さそうな街グレンデール、開場前にはインタビューに答えてくれたギターのStephenをはじめとしたメンバー全員と挨拶を交わすこともでき、皆がとても優しく迎えてくれた。

 

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会場は比較的小規模なThe Complexというライブハウス。21歳以上という年齢制限のあるアメリカならではのシステムもあり、当日のスタート時間は予定より遅れた20時過ぎとなった。

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サポートの地元2バンドの演奏が終わるといよいよWestfield Massacreの出番である。SEの静寂さをブチ破るようにして演奏されたのはDarkness Divides。2016年にリリースされた1stアルバムの2曲目にして破壊力抜群のキラーチューンである。

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Vo.のTommyは所狭しと動き回り、そのハイクオリティな歌声で開始直後から全力投球で攻めてくる。"Make some fxxkn noise!"の言葉からそのまま激しいヘッドバンキングと共にRespect Resistanceがスタート。

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追いかけるようなシャウトはStephen、サビでのコーラスはBa.のErikが担当しそのハーモニーも美しい。この日は彼の大好きなアメリカンスーパーボウルスペシャルな出来事があったそうで、ずっと"BRADY"のユニフォームシャツを嬉しそうに掲げていた姿も微笑ましかった。

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また、上手でプレイするIraの素晴らしいギターソロには思わず言葉を失うほど。元々KNOTFESTの時にコンタクトを取ったのがStephenとDr.のDioだったこともあり、他のメンバーの経歴については『すごい人達ばっかりだ…』くらいで考えていたのだが、やはり彼Iraの実績とその実力はその中でも一番驚くべきものばかり。

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ラストのサビ前ではTommyの合図と共に会場の全員でリズムに合わせ手拍子。Dioの激しいドラミングで会場のボルテージを更に上げ2曲目が終了した。『もっと上げていこうぜ♪』歌うようにリズムに乗ったTommyの言葉からシンセの機械的な音色と共にRelease Cureへ。Westfield Massacreは全員が高身長ということもあり、そのままどっしりと演奏していてもなかなかな雰囲気があるバンドだが、全員がリズムに合わせ大きく飛び跳ねる光景は圧巻。叩きつけるような激しいメロディから美しいサビへと移行するバランスが何ともニクい。

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Dioの素晴らしいドラムテクニックも必聴だ。お次はアルバムに収録されているAlchemyのイントロからTime To Rise。彼らの曲はもちろんどれも素晴らしいのだが、この曲は私も特に大好きなオススメの1曲。特に盛り上がりの最高潮になるサビでは、フロアにいるファンが拳を振り上げ大合唱していた。テンポよく刻まれるギターのリズムから始まるBuild Your Thronesでは煽りに合わせてフロアからもヘーイ!という声が上がる。泣かせにくるようなエモーショナルなサビが印象的なLorettaもプレイ。聴いてよし暴れてよし、なセットリストにファンも歓声を上げていた。

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(後半に彼らがチェンジしたギターがまた滅茶苦茶かっこいい!!)

 

ここで曲終わりにTommyが会場の皆へ向け『皆調子はどうだい?』と語りだす。

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『いつもそう、考えている事。このヘヴィメタル/ハードコアのコミュニティの中ではさ、何にも気にすることはない。白人、黒人、スパニッシュ、アジア人、女だろうが男だろうがトランスジェンダーだろうが…そう、誰だってウェルカムなんだ』その彼の言葉にさらに大きな拍手と歓声が向けられる。

『…次の曲何やるんだっけ?……あぁ、だからここにマイク持ってきたんだよね(笑)』と少し笑いを誘った後、プレイされたのはバンドの曲の中でもスローなメロディが特徴のHeart Shaped Box。こちらはアルバムには収録されておらず、シングルやストリームで聴くことができるので要チェック。

 

ここでTommyは今日来てくれたファン、ヘッドライナーのCANDIRIAへの感謝を述べ、そしてこの日ライブハウスに彼らを観に訪れていたアリスクーパーのギタリストNitaを称える発言を。『この曲にはRandyがFeatしてくれたんだ』激しい演奏とは裏腹に、終始笑顔を見せるメンバーがこの日ラストにプレイしたのはUnderneath the Skin。その勢いは全く衰える事はなく、メンバーはステージを縦横無尽に暴れまわる。

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サビでTommyがフロアにマイクを向けるとそれに合わせシャウトをする人の姿も。この日の彼らのステージ中最大のモッシュピットも発生。観客の心もガッツリと掴み、熱い余韻を残しながらこの日のショーは幕を閉じた。

 

 

 

 

 

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Westfield Massacre。KNOTFEST USAの日に彼らの音と歌声を耳にした瞬間、あの大きなサーキット場の坂道を駆け下りステージへ向かったのを覚えています。冗談抜きでそれくらい驚きました。あの瞬間ステージで見るまで名前も知らなかった彼らの音に一瞬で心を奪われ、感動のあまり声をかけ。帰国してすぐに曲をダウンロードしCDを買い、一生懸命バンドメンバーとコンタクトをとっていました。今思えば『なんだこいつ』って不審に思われても仕方なかっただろうと思います(笑)

そんな私に丁寧に接してくれ、今回も何倍もの感動で返してくれたバンドメンバーに感謝の気持ちでいっぱいです。現地でお話ししてくれ手助けしてくださった彼らの身内や友人の方々、本当に本当にありがとうございました。

 

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 (日本の人達へ、とプレゼントしてくれたもの。こんな心遣いにも彼らの素晴らしさがみてとれます)

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雨の降ってきた忙しいショーの後の深夜に、わざわざ日本のファンの人へ…とメッセージをくれたStephenとTommy。彼らがメッセージ動画の中で口にした日本語は、私が教えたのではなく彼ら自身が自然にあの時発してくれた言葉です。登場はしなかったけれどIraDioもErikも何かと気にかけ話をしてくれて、とても楽しく素晴らしい経験をすることができました。

いつか、彼らの姿を是非この日本でも目にしたい。あの素晴らしいショーを多くの日本の人の目と心に焼き付けてほしい……、そう心から願っています。

 

次回作のアルバムはこの春リリース予定だそう。とても楽しみにしています。

今後も彼らの活躍から目が離せません!私もまた絶対に会いに行きたいと思っています。

 

 

Thanks for always amazing music Westfield Massacre! I deeply appreciate it.

 

 

 【05/02/2017 SETLIST】

Darkness Divides

Respect Resistance

Release Cure

Time To Rise

Build Your Thrones

Loretta

Honorable Discharge

Underneath the Skin

 

 

Westfield Massacre

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  • メタル
  • ¥1500

 

Build Your Thrones - Single

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