Westfield Massacre Interview

海外バンドへのインタビュー。

 

今回でなんと11回目になります、その11回目のゲストは…

 

 

 

2014年に結成しアメリカのカリフォルニア州を拠点に活動、この2016年はTriviumのツアー帯同やKNOTFESTへの出演を果たす等、今大躍進中のメタルバンドの1つ

 

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Westfield Massacre

 

遂に、遂に私が今回のKNOTFEST USAでヒトメボレしたこのバンドへのインタビューをする事が出来ました。雰囲気はもはやベテラン、とんでもないクオリティのサウンドを生み出す新鋭バンドです。

 

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今回はそのバンドの中心人物であり、若き才能あるギタリストStephen Brewer(スティーヴン)にインタビューを受けてもらいました!

 

 

 

・今回はインタビューを受けてくれてありがとう!とても嬉しいです。たぶんこれが初のWestfield Massacreの日本語インタビューになるのかな?それではまずはじめに、日本の皆へアナタとバンドの自己紹介をお願い致します。

(Stephen Brewer/Westfield Massacre guitarist)

・やぁ!こんな機会に呼んでくれてありがとう!そうだね、Westfield Massacreが日本語のインタビューに登場するのは今回が初めてなんだよ!本当に、すごく今興奮しているよ!

ボクは元々ノースカロライナ州の出身で、今から3年前にカリフォルニア州ロサンゼルスに引っ越してきたんだ。Tommy Vext(現Vo.のトミー)とはハリウッドのライブ会場で出会って、何度か一緒にショーをやった。そしてすぐに友達になったんだよ。

トミーはボクにWestfieldに加わらないかって言ってくれて、そしてボク達はデビューアルバムを完成させた、あとは…以下略、あれこれあるけれどまぁそんな感じかな!

 

 

・今年のKNOTFEST USAでアナタ達を初めて観た時にものすごい衝撃を受けました。結成してからまだ日は浅いですが、其々のキャリアは素晴らしいものばかりですね。どのようにしてこのバンドを結成することになったのか、その経緯を教えてください。

・日本からKNOTFESTを見にやってきたって超クールだよね!キミの音楽に向ける熱意は一級品だよ!改めて、ボク達のショーを見てくれて、そして楽しんでくれてありがとう。ボク達を呼んでくれたKNOTFESTとMUSICIANS INSTITUTEに大きな感謝を! 

ボクの知る限りでは、Westfieldが結成されたのは2014年後半の事だったと思う。このバンドには当初Tim YeungとBill Hudsonが参加していたんだ。彼らは素晴らしいミュージシャンで、最初の音源の制作に貢献した人達でもある。トミーは2014年にティムと連絡を取ったんだ、元々彼らは今から約10年前に"Divine Heresy"というバンドに一緒に参加していたんだよ。彼らがWestfield Massacreの全ての始まりで、だけど2015年の半ばにそれぞれの道に分かれてしまうんだ…、ボクが知る限りではこんなところかな。テイムは自動車ビジネスで成功しているし、ビルはTrans-Siberian Orchestraに加入したんだ。ティムが自らの手で今のドラマーのDio Brittoを選んだんだ。そう、今や彼はWestfield Massacreになくてはならないドラマーさ!彼が来てくれて本当に光栄だよ。

最初に話したようにボクはトミーにハリウッドの会場で出会って。彼はボクとErik Tisinger(Ba.)を同時にこのバンドに入れたんだけど、これがちょうどしっくりくる感じでさ。トミーは同じようにIra Black(Gt.)の事も何年も前から知っていて。彼には全ての音楽面に関してとても沢山の知恵があるし尊敬してるよ。彼は本当にこのバンドの欠けた最後のピースのような存在だったんだ。 2016年の初め頃には、ボク達はこの新しい体制のバンドとしてレコーディングを終えていた。この今の状態がボク達の100%、正直これより素晴らしいチームなんて居ないんじゃないかってくらいにね。

 

 

・皆様が大きな影響を受けたアーティストや、音楽の道に進むことになったきっかけは何ですか?

・12歳の誕生日にMetallicaの"And Justice For All..."を手に入れたんだ、そしてコレがボクが音楽に自身の人生を捧げたいと決めた時かな。ボクはとても多くのバンドを愛してるよ、どれかに絞り込むのがとても難しいくらい。Metallica, Iron Maiden, Rush, Cradle of Filth, Alice in Chains, Trivium...

これらのバンドや他の多くのバンドも同じように、幼かったボクの心をとても掴んだし多くの影響を与えたんだ。

そして驚くことにボク達はTriviumとツアーをしたんだよ。彼らはボクが14歳の時から最も好きなバンドの1つなんだ。このツアーでの全ての出来事は彼らの夢の過程をボクらに身近で示してくれた。人生の中で、自身の人生における進むべき道を見つけて、キミの持つ全てとそのエネルギーと存在の全てをそれにかけるんだって。

 

  

・前述したKNOTFEST出演はもちろん、今年は1stアルバムのリリースやTrivium/Sevendustとのツアー等多くの出来事があったと思います。振り返ってみてバンドにとっての2016年はどうでしたか?

 ・今年は驚くほど素晴らしい1年だったよ。多くの場所へ行き沢山の仲間ができ、他にもいろんなものを作り上げて、少しずつ近づいていくのを実感しながら…沢山の夢を実現することができた。ボク達(このバンド)は本当に周りの皆の愛とサポートに感謝してもしきれないくらい、日々助けられているよ。

Sevendustはボク達のレコードのリリースを見て、5週間の全米ツアーに加わらないかと言ってくれたんだ。このツアーはボク達の名を広め経歴を与えてくれ、これまでの殻をブチ破らせてくれた。Triviumとのツアーも本当に素晴らしいものだったよ、まるでこれまでの人生が全く変わってしまったかのような事ばかり。

KNOTFESTはもうひとつ叶った夢だよ。ボク達のジャンルを形作ってきたそれは多くのバンドがそこに出演していたし、そこでプレイする話がやってきたんだ!大成功と言っても良いくらいの立派な功績だよ!2016年はWestfield Massacreが脚光を浴びるようになってきた年だった。この業界にボク達の活動を知らしめることができたし、そこに嵐を巻き起こす準備もできているよ。2017年はもっとビッグになってみせるよ、信じてて!

 

 

・1stアルバムはセルフタイトルとなっていますね。なかなか猟奇的な印象のある名前ですが、このバンド名《Westfield Massacre》はどなたが命名したのですか?

・ボクの記憶だと、実際にあった"The Massacre"を元にそれに関わる殺人やそれに関与した全ての人々について、トミーが"Westfield Massacre"と呼ばれるストーリーに取り組んでいたんだ。ボクは、彼が自身が立ち上げたバンドの為にこの名前を使うことに決めたんじゃないかなって思ってる。そしてコレがしっくりきたようだよ! 

 

 

・また、ジャケットのデザインや歌詞を見てもかなり重苦しくダークな印象を受ける今作ですが、このアルバムを通して、そして次作のコンセプト等があれば教えてください。

・トミーがこのデビューアルバムの全ての曲の歌詞を書いているよ。ボクにとってこのアルバムは、歌詞、雰囲気、音楽、そしてその全ての中にはボク達全員や誰もが持っているような個人の内面的な思考や苦悩や葛藤の象徴かな。新しいアルバムについては本当にまだ何のコンセプトも存在しないんだ。ボク達はこの作品をこれまでで最高のアルバムにするために微調整を行っているところなんだ、きっとキミも気に入ってくれると思うよ!

 

 

 ・曲の緩急のバランスが最高ですね。ハイクオリティなインパクトのあるサウンドに、疾走感のあるギターやリズム、サビのクリーンは思わず聞き惚れてしまうような魅力があります。曲作りについてはどのように制作を進めているのでしょうか?

・わぁすごく嬉しいよ、ありがとう!正直なところ、ボク達はいつも「自分達、そして皆はどんな音楽を聴きたいだろうか?」と考えるんだ。ボク達は皆メタルやロックの仲や、それ以外のとても多くのジャンルのファンでね。それらの要素を全て取り入れつつ、自分達自身のサウンドとして改めて定義していくのが好きなんだ。

 

 

・個人的には特に"Time To Rise"が大好きなのですが、まるで暗闇から這い上がれるような、力強さや希望を感じさせるような曲ですよね。あの曲ができた背景についても教えてください。

 ・そう、この曲が何を表現しているかについて、全くその通りだよ。ボク達のシンガーであるトミーは、この曲の歌詞を書いた時にちょうど入院していたんだ。この曲は人生の中で常に投げつけられる試練に対して、それを超越していこうというものなんだ。

 

 

・後半の2曲、"Loretta"と"Release The Cure"はとても美しくどこか切なさを感じるような曲ですね。この2曲についても解説をお願いいたします。

・"Loretta"は実はこのアルバムの為にレコーディングされた最後の曲なんだ。この曲をプレイするのはとても楽しいよ、聞けばまぁわかると思う。

"Release The Cure"はエボラ アウトブレイク(エボラ熱の感染拡大)について書かれたモノだったと思う。どう社会が反応し、そうなってしまったのか…ボクの記憶が正しければだけどね。

 

 

 ・また、2ndアルバムの制作プロジェクトKickstarterの達成おめでとうございます!これでいよいよ来年には皆様の新作を聴くことができると決まり、とても楽しみです。現在は制作期間中とのことですが、手応えとしては如何ですか?

(この記事を公開した2016年12月28日まで彼らが行っていたセカンドアルバム制作のためのクラウドファンドプロジェクトです。私も微力ながらですが協力させていただきました。プロジェクトは終了一週間前にして目標額を達成しました)

・ありがとう!キミのように、このバンドをサポートしてくれる素晴らしいファンや仲間がいなければ成功に終わらせることはできなかったよ。ボク達全員、心から感謝しているんだ!ファンの皆に素晴らしい今度のアルバムを届けるのが楽しみだよ!

ボク達はまさに今、素晴らしい音楽をファンの皆に届けることができるように、ボク達にできる最高の曲を書いて、その制作に取り組んでいるところ。

 

 

・いま最も急上昇中のアーティストの1つだと思っています。勢いの止まらない皆様ですが、今後のバンドのヴィジョンとしてはどのようなものをお考えですか?

 ・なんて嬉しい言葉なんだ、ありがとう!2017年はボク達にとってとても忙しい1年になるだろうね。多くのミュージックビデオやより多くのツアーの発表と共に、新しいアルバムをリリースするよ。滅茶苦茶興奮しているし待ちきれないよ!そうなるとやっぱりとんでもない量の作業や活動をすることになるだろうけれど、ボク達はそれも恐れないよ!

 

 

 ・現在はメインの活動場所は国内や、拠点のカリフォルニアになるのでしょうか?またツアーで行ってみたい国はありますか?

拠点にしているカリフォルニアにはとても良い音楽シーンが存在してるようだね。それから、アメリカには素晴らしい音楽シーンが根付いている場所が沢山あるんだよ。

ボクはどこにでも、至る所に行ってみたい。でもやっぱり日本、ヨーロッパ全土とオーストラリアにはすごく行きたいんだ!

 

 

 

・日本という国や、日本の音楽シーンについての印象を聞かせてください。

・とにかく日本のロック/メタルってすごく激しい印象があるよ、持ち時間いっぱい全速力って感じで。チェックすべき素晴らしい日本のロックやメタルバンドを是非教えて!新しい音楽を発見する事は本当に楽しくて大好きなんだ!

 

 

・今後の皆様の活動予定やこれから先のプロジェクト等についても教えてください

・Westfield Massacreはボクの今の生活や活動の全て、2017年はバンドにとってとても忙しい年になると思う。新しいアルバムをリリースして、応援してくれた皆のいるあらゆる場所へツアーに行くことが楽しみでたまらないんだ。ボク達もいつか日本にいきたい!

 

 

・もしよろしければ、最後に日本の音楽ファンへメッセージをお願いします。

・日本の皆の事を愛しているよ!ボク達の夢を信じてくれて、このバンドを応援してくれてありがとう。ボク達は皆が居てくれなければ在りえなかった。いつか日本に行って皆に会えることを本当に楽しみにしているよ!ドモアリガート 

 

ありがとうございました!来年のアルバム、そして皆様のこれからの活動を本当に楽しみにしています。アメリカで、そしていつかはこの日本でも会えますように!

 

 

 

 

各メンバーのキャリアが実はとんでもないバンド、Westfield Massacre。Vo.のトミーは元Divine HeresyでSnotでサポートVo.をした経験もあり、Ba.のエリックは元OTEP。更にギタリストのアイラはMatal ChurchやLizzy Bordenに在籍していた事もあるという彼ら。

しかし何と言ってもDr.のディオの「ジョーイかよ!」と言いたくなるような脚数手数で責めつつもしっかりとしたそのドラミング、そしてスティーヴンのギタープレイはとても迫力があり目を惹くものがあります。

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(KNOTFEST USAにて。あまりにもカッコよかったので一枚パシャリ)

 

 

 1stアルバムの制作風景。Lamb Of Godのランディも実は今作にゲストボーカル参加しています。

次作のレコーディングには様々なバンドの人物がスタジオに訪れている情報もあり、とても楽しみです。

また、今回のKickstarterにも各著名なバンドからのサポートやメッセージが寄せられており、彼らの人の良さやその幅広い交友関係も見られました。

 

 

さて、年明けには彼らのホームであるロサンゼルスのショーに行ってくる予定です。ショーレポートをお楽しみに。

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来年の彼らの活動からも目が離せません!

日本の皆様も是非ともご注目を。