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Summer's Last Stand Tour 2015 Houston show REPORT①(The day before)

○はじめに○

このレポートはコミティアで販売いたしました

SlipKnoTライブレポート本】

テキサス州ヒューストン編のウェブ再録になります。

各方面からお声をいただき、またより多くの人にSlipKnoTと触れ合えたとある1日をお届けしたいなと思い再録しようと決めました。

このレポートを再録編集しているまさに今、SlipKnoTのフロントマンCoreyが首の手術によりツアーの前半を延期することが発表されました。 私自身も参加を予定していたテキサスでの2公演が延期になり、スケジュールの関係上今回の渡米参加を断念するに至りました。

でも一番はまず彼が無事だった事に感謝をしたい、そして何よりもまずは回復に努めてほしいと思います。1日も早く、コリィがまた元気に歌えますように。1ファンとして私も待っています。


さて、本編に移るにあたり、注意があります。

こちらのレポートには公式ライブレポートのようなマジメな文章は一切存在しません。ただひたすらSlipKnoTに狂いに狂ったクレイジージャパニーズマゴッツの叫びと主観と感嘆詞のみで構成されています。ご了承ください。


それでは、

Summer's Last Stand Tour2015

Houston TX Show Report

はじまりはじまり〜♪



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そうだテキサスへ行こう。


それは2015年1月末、突然やってきた思いつきから始まった。

自他ともに認めるSlipKnoTの大ファン、Maggotである私。この年の冬、彼らとKoRnのUKツアーが終盤に差し掛かったある日のことである。『明日の○○時に重大発表をするぜー』という公式アカウントのツイートを目にし、なんだなんだと胸を高鳴らせて待機していた。 

そして待ちに待ったアメリカ現地のその時間帯… 

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Summer’s Last Stand Tour
が発表された。

 

全米を約2ヶ月間一緒に回るのは帝王Lamb of Godと若手メタルキッズの憧れBullet For My Valentine、なんて豪華なんだ…と思ったら今回はそれだけではなかった。
SlipKnoTと並んで大好きな大好きなMotionless In WhiteがTour帯同決定しているじゃないか、ジーザス!!いこう!これは行くしかない!!決めてからが早かった。 

 

チケット発売開始は5日後の現地時間正午。しかし肝心のライブチケットも確保しないまま、ツアー日程/日本からの直行便の有無/空港からの距離/会場から最寄りのホテル…これら全てを調べ上げ、どんぴしゃりな州と会場を見つけそのままホテルを予約した。……チケット無いのに。
このツアーめっちゃ行きたい!→行ってくるわ!ここまで約一時間、とんだ集中力である。
そして5日後、きっちりアラームを発売開始時刻にセットしVIPパッケージのチケットをゲット!ツアー参加表明をFacebookで報告したところ、現地Maggotから大量の『YOU ARE CRAZY!!』とのお声をいただいた。ちなみにSummer’s Last Stand Tourのスタートは7月末。これは1月25日の出来事である…。

全公演の日程、州、会場…を比較して決めたのはツアーのセミファイナル、テキサス州ヒューストン/Cynthia Woods Mitchell Pavilion。
テキサス州アメリカ合衆国の真ん中、下辺り(アバウト)。メキシコとも隣接する比較的田舎な都市で、ちなみにNASAがあるのもココ。ヒューストンにあるIAH(George Bush Intercontinental Airport(ジョージ・ブッシュ国際空港))へは日本から直行便が飛んでいて、フライト時間は約14時間。会場のあるWoodlandsまではタクシーで約30分という好立地。

しかしながら私のテキサス州の前知識は『テキサス・チェーンソー』と『トランスフォーマーロストエイジ(実写4作目)』のケイド、そして『銃撃戦がたまに起こるよ♪テキサスへようこそ!!』の看板のみである。実にデンジャラス。正直出発前は「夜出歩かないようにしよう…」と思ったり、不安しかなかった。

 

さぁ、初渡米だ。その前に。
忘れもしない、2014年11月16日。海外初主催、日本初上陸、SlipKnoT主催のダークカーニバルKNOTFEST JAPANが開催された。その際、人生を掛けた大勝負の気分で申し込んだVIP SSのチケットが1発で当選してしまった私。
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ミュージアムや楽屋を#6ショーンが直接案内してくれたり、夢にまで見たメンバーとのMeet&Greetを経験。一生モノの思い出ができたのだが1つだけ心残りがあった。

・・・号 泣 し す ぎ て ほ と ん ど マ ト モ に 話 せ な か っ た 。

そう、この15年間、彼らに会うことだけを人生最大の目標に掲げていた私は、目の前に立っている生身のSlipKnoTのメンバーを見ただけで涙腺が崩壊。大号泣し続け、爆笑したメンバーにあやされるという思い出なんだか失態なんだかよくわからない初対面となってしまったのだ(苦笑)

 

そしてもう1つ。大好きなシド・ウィルソンとは話すことができなかった。

KNOTFEST JAPAN前に体調を崩していたという情報があったが、そのためなのかアメリカで開催されたフェスの際にはミーグリに出てきていたシドが、この日本公演の2日間は両日共に出てこなかったのだ。

9人の中でも特に大好きなメンバーであり、トランスフォーマーファンの大先輩でもあるシド。彼に会いたい、話してみたい、いっそのことアメリカまで観に行こうか、よしいつか必ず行こう。

…そう心に誓っていたら、案外早く実行にうつす時がやってきた。

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さて、チケット購入から8ヶ月、9月3日の午前中の便でテキサスへ。

荷物はパスポート/3日分の着替え/バンT/替えのスニーカー(どんだけ暴れるつもりだ)/アメニティ類/そしてSlipKnoTとMotionless In Whiteへのジャパニーズオミヤゲ。マイホームタウンスイーツ『通りもん』を箱で用意。あとシドには別途Qトランスフォーマーを5つほど(仕事後に38さいへのプレゼントを買うため池袋を全力疾走しました。ドン引きしていた警備員さんゴメンナサイ・・・)。キャリー1個に収まったけど、半分以上がバンドへのオミヤゲで埋まるという事態。財布や携帯、カメラにiPod、そして相棒のスタまるはショルダーバックで機内持ち込み。ゲートも引っかからなかったし当日発券もすんなり済んだ。

わーい、いざアコガレのUSAへ!!ばいばい日本。


約半日のフライトというのは初体験。機内では《MAD MAX‐怒りのデスロード‐》《アベンジャーズ エイジオブウルトロン》《ミニオン等を鑑賞。今年何度目ですかマッドマックス。しかも最初にコレを見てしまったせいで、他の実写映画で壊滅的に退屈するという大失態をおかす。そして直前3日間何も食べず、ほぼ徹夜のブッ通し状態で仕事をしていたからか、機内食がノドを通らない。結果的に、残り半分くらいのフライト時間はちょこちょこ軽い睡眠に落ちるか、ひたすら出演4バンドの最新アルバムを聴きこむことに費やした。あ、今度海外行くときは携帯枕を用意しよう。
現地時間の9:50、ヒューストンの空港に到着。iPhoneを空港のWifiに接続するとすぐに時計が現地時刻に切り替わった、便利! 機種変しといて正解だったね。
まずは入国審査。滅茶苦茶人が並ぶ中、乗り換えの人が猛ダッシュで優先ゲートに案内され走っていた。乗り換えコワイ・・・。そして審査待ちの列に並んでいる間、日本語が聞こえると思ったらとある同業者だった、何たる偶然、世間せまっ!

ゲートが近づいてきて、ごっついマッチョな審査官に『次の人』と呼ばれる。基本的な質問等、ちゃんと予習した通りだ「サイトウ寝具」と答えときゃなんとかなる。しかしこの審査官のオッチャンが優しい人だったため、『へぇ~、ショッピングかい?』・・・これに嘘はつけず、『音楽のライブ観に来ました』と正直に答える私。『そうなんだ、誰の?』すかさず返してくるオッチャン。
SlipKnoT観に来ました!』
アメリカに着いた喜びでテンション上がり気味の私、正直に答えると思いっきり目ん玉ひん剝かれた。そりゃそうか、知っててもアレだし『SlipKnoT』って絞首刑の時の紐の結び方って意味だもんな・・・。指紋取ってゲートくぐって入国。税関もすんなり通ることができ、着いたぜテキサース!

タクシー乗り場が近かったので、ライブ会場とホテルのあるWoodlandsへ向かうことにした。チェックインの時刻までまだまだ時間があったので、とりあえずホテルや会場の徒歩圏内にあるショッピングモール、《Woodlands Mall》へ行くことに。乗り場受付のおばちゃんにタクシーを呼んでもらい、走ること約30分。 アメリカは道がすごく広い!普通の道路なのに三車線分くらいあって、全部が高速道路みたいだった。運転手の黒人のオッチャンもとても気さくな人で、(メールや電話しながら運転してた間は不安だったけど)Woodlandsに近づいた頃には色々な話を聞かせてくれるようになっていた。やたら中華料理屋やラーメン屋のある場所を教えてくれるので『私日本人だよ』と伝えた(笑) するとサムライすき!サムラァイ!キリステゴメン!と凄く嬉しそうに返される。脳内ではTriviumのマシュー・キイチ・ヒーフィーの顔が自動再生された。必殺仕事人や子連れ狼が浮かんでこない辺り、完全にメタラー脳。


そうこうしてるとWoodlands Mallが見えてきた!適当にForever21の目の前で降ろしてもらう。ここまででチップ込70ドル。初チップ支払った、仕組みがイマイチわからねぇ。
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Woodlands Mallに着いてすぐ、まず向かったのは看板が見えたチーズケーキファクトリー。そういえば4日くらい何も食べてない、オナカすいてきた・・・。
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すごくないですか?ショッピングモールってよりトリヤス久山だよこの感じ(福岡県民ネタ)

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チーズケーキファクトリーには絶対行こうと下調べの時点でチェックしていたので、迷わず『エクストラ・オレオ・チーズケーキ』とヘルシーそうだったので『アボカドエッグロール』を注文。飲み物はとりあえず水。
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大きさの概念を捨てるんだ!

頭の中で誰かの声がした。まず水が大ジョッキ、そしてつけあわせか?20cmくらいの大きさのハード生地のバケットが2つ。別料金を疑ったのだが、会計時には特にプラスされた金額はなく、このバケットは完全サービスorつけあわせだったようである。
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アボカドエッグロールはなんと揚げ春巻き、全然ヘルシーじゃない。極めつけはこのチーズケーキ。デカい、相棒のスタまるくらいあるじゃないか・・・。アボカドロールはひたすら油っこかったし、チーズケーキは今までに食べたことがないくらい滅茶苦茶美味しくて感激したのだけど、甘すぎて胃が痛くなってきた。断食後の胃には刺激が強すぎて、結果、半分ほど残してギブ。でもチーズケーキすっごく美味しかった!


お腹いっぱいだし胃が痛いので、食べ物を見るのもなぁと思い歩くことにした。どうせならココからも近いし、明日の会場の下見をしておこう。 日本から印刷してきた地図を開き、おおよその方向に向かって歩き始める。しかしモールがデカすぎて、見取り図や現在地表示の看板も辺りに無く方角がわからない。完全に迷子だ! 時間的にちょうどランチタイムで、辺りのビルからスーツを着た人たちがぞろぞろと出てきているのが見えた。どうしようどうしよう、でもこのままじゃホテルのある位置もわからない。どうやらランチを買ってオフィスに帰る途中だったであろう、サラリーマンのお兄さんに思い切って道を聞いてみた。

今になって思えば、最初にちゃんと話したのがこの人で本当によかった。貴重な休憩時間に、彼は『近道があるから、その入り口まで送っていくよ♪』と嫌な顔一つせずに案内してくれたのだ。途中、『へぇ!アメリカに来たのは初めてなの!ようこそ♪』『えっとね、日本語、コンニチハ・・・で、あってるかな?』等と気さくに話しかけてくれた。

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『大きい道から行くよりも、この先の川沿いを歩いて行ったら見えてくるからね。良い1日を♪』
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見知らぬ土地でのWelcome.とHave a good day.って、こんなにあったかい言葉だったんだ!私も帰国したらこのお兄さんを見習おう。 

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そして着いたぞ〜っ!
Cynthia Woods Mitchell Pavilion!
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会場の場所も把握し、チェックインまであと1時間弱。これまた下調べしていた近くのトイザラスへと向かうことにした。

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アメリカ・・・横断歩道ないのね。
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トイザラスでは日本の友人へのお土産等を購入、いやしかしラインナップも多いけどデカいな!棚もおもちゃも!カートも余裕で私が乗れるくらいのサイズ。

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トイザらス近くのスターバックスWifiに繋いでネットしながら休憩。アメリカにしかないメニュー、シナモンロールフラペチーノを頼んだ。しかしコレ甘すぎて舌が痛い、水で流しこまないと飲めなかった・・・。

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ホテルにチェックイン、スタッフの人もとても良い人だし部屋もグレード高くてテンションが上がる。ただ、全館通して冷房が寒い。テキサスはカラッとした晴れで、日本を出るときは長袖だったのに既に空港で半袖になっていた、長袖の着替え必要なかった…。いやそれにしても冷房の温度下げすぎじゃないか?
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そういえばホテルのフロントでチェックインを済ませてすぐ、部屋に向かおうと横を見たら、WhiteChapelのメッシュハーフパンツをはいたタトゥーびっしりの巨漢が立っていた。確実に明日の同志だろう、確信した。しかしあんな屈強なアメリカンの中、果たして私はピットで生き残れるのだろうか・・・一抹の不安がよぎる。
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ホテルの部屋で荷物を整理した後、もう一度ショッピングモールへ行ってみた。コミックショップでおもちゃやタトゥー雑誌なんかを見て回る。アメコミコーナーにはIDWトランスフォーマーもあったし、MarvelにDCはもちろんDark Horseも、それから日本の漫画の英語版が1コーナー展開されていて大興奮。

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私はここでMarvelの新作Black Vortex(だってサム・アレキサンダーNovaが出ていたら買うしか選択肢はないじゃないか)とデッドプールのコミックを購入。

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自分で運ぶとこんなに安くハードカバーが買えるのか。日本じゃなかなか手に入らないんだよねラッキー♪と思っていたら、帰国後デッドプールのコミックの方は邦訳版のリリース発表があった、ガッデム。
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またウロチョロと歩き回ると夕食の時間帯に。チーズケーキとスタバの殺人的な甘さに、何故だか猛烈に日本のうどんやお粥が食べたくなっていたがココはテキサス。見つけた日本料理店はSushiやTenpuraばかりで、アメリカの日本食もおもしろそうだと思ったけど今回滞在期間が短いのでもったいないと思いサブのお店へ。グリルショップのステーキやポテトも気になったのだけど、本番は明日。THE日本人な胃腸を持つこの私は、聖戦当日に緊張も相まって腹を壊す可能性がある。とりあえず『肉少なくていいから野菜、野菜多めにしてください』と伝えて、アンガスビーフサブ(ほとんど野菜)を注文。野菜うまし。それにしてもドリンクバーは小さいほうのカップを選んでもデカい。そして炭酸とジュースオンリーだった。飯をジュースで食えるのかアメリカ・・・お茶飲みたい。
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辺りも薄暗くなってきた。そういえばテキサスの夜は出歩かないようにしようと思っていたんだっけ、ホテルに帰りシャワーを浴びて、ついに明日SlipKnoTにまた会えるんだと胸を高鳴らせつつ就寝。
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GOOD☆NIGHT~(続)