NightShade インタビュー

"いさみめがへるつ"がお届けする海外バンドインタビュー第2弾!

 

今回のゲストは……

 

昨年末の来日ツアーも記憶に新しい、そしてメンバーの親日的なSNSでの発言も印象的なフランスのデスコア/メタルコアバンド。

NightShade

f:id:MAR1NA:20160424113238j:image

今年2月に新作アルバムをリリース、日本国内版の発売も6月に控えている彼ら。今回はバンドのマネージャーも自身で務める、あのピカチュウのタトゥーやキャップが印象的なギタリストのBastienに色々な話を聞かせていただきました!

 

 

・まずは2月に4枚目のアルバム PREDILECTIONSの発売おめでとうございます。
日本での発売は6月になっているので今からとても楽しみにしています。まず、皆様の結成経緯やバックグラウンドをお聞きしても良いですか?

 

 Bastien DELEULE(Guitarist, Clean Singer &  Manager)

どうもありがとう!このアルバムは僕とこのバンドの今までの完成形のような作品さ、日本での発売が待ちきれないよ。

このバンドの生い立ちについて、《NightShade》の由来はX JAPANのギタリスト《Hide.》のインタビューからなんだよ。彼があるインタビューの前にそう叫んだんだけど、それで僕はこの言葉をバンドに名づけようとひらめいたんだ。

 

 

・皆様の現在の活動拠点はどちらの国なのでしょうか

フランスの、特に北西にあるブレストという所かな。僕はメインのライター/作曲担当等として約10年前に今のバンドを立ち上げたんだ。それからはいつでもこの街を中心に活動しているよ。

 

 

 ・特に影響を受けたバンドやアーティストは誰ですか

 Born Of Osiris, The Black Dahlia Murder, Borgoreがエレクトリックな部分、オーケストラ的な要素はHans Zimmerからだね。

 

 

・昨年は初の単独日本ツアーでしたね。私も凄く見ていて楽しかったのですが、2度目となる来日はどうでしたか?

初来日した時と同様に素晴らしくて最高だったよ!そして、その前年に行った初ツアーよりも更に素晴らしかったと言いたいね。こんなに早くまた日本に戻ることができるなんて思っていなかった!日本の人達はとてもフレンドリーで、ライブは素晴らしくて最高の気分だったよ。

そして僕たちは素晴らしいRomantic Nobita Recordsのチームと、サポートしてくれた名古屋の素晴らしいOn The Whole Uglyというバンドと一緒にツアーをすることができて凄く嬉しかったんだ。

 

 

・そういえばBastienはポケモンが大好きなんですね(笑)他にも、日本のカルチャーで特に好きなものは何かありますか?

あはは、そうだね!他にもいろんなものがあるけど……宇多田ヒカルでしょ、Dir en Greyでしょ、江戸時代の文化にサムライの歴史、食べ物、テレビゲーム(実は僕の持っているTVゲームはほとんどが日本のものなんだ)、公園や寺院、漫画、そして日本の人は僕が今まで出会った人や国の中でも最もフレンドリーなんだ。そう、本当に僕は日本のカルチャーのほとんど全てを愛してるんだよね。

 日本は本当に何でもが素晴らしいよ!実はちょうどこの2016年の終わりから1年間日本に滞在しようと決めたところなんだ。

 

 

・私も最近、フランスの漫画を幾つか読んだのですか、逆に日本人に是非見てほしいフランスのカルチャーはありますか?

うーん、敢えて言うならたぶん食べ物とか…あと都市とか(笑) 映画の中みたいな良いものでもないんだ(笑)まぁ、あくまでこれは僕の意見なんだけどね(笑) でも一旦フランスに滞在すると、ヨーロッパ内のどこにでも行けるよ:p

 

 

SNSでの発言にも日本語が多くて、私達日本人からすると皆様の活動はとてもうれしいです。先日の日本の地震の際にも一番に寄付を名乗り出てくださって本当に感謝しています。

どうもありがとう。僕は皆が英語を理解できるわけじゃないと知ってるから、僕たちが皆と共有したいものを理解してもらうためにも最善を尽くしたいんだ。僕は日本語が話せなくて、今勉強しているところ。ありがたいことにBaptiste Quinquisという友人がいて、日本語を翻訳したり僕が文章を書いたりするのを手助けしてくれているんだよ。

地震については僕にとってもかなり深刻な問題だと思っているんだ。日本は僕の中では第二の故郷みたいな存在だし、こんなことが起きるなんて本当に悲しい。どんな形であれ、僕にもし手助けできる事があるのならやろうと決めたんだよ。

 

 

・昨年の来日ツアーで特に印象に残っているのはどんなところでしたか?

 どのショーも素晴らしかった!新しい人達にも会えたし、前回の来日の時に来てくれた人たちにも会えた。そして、他にもこのツアーに各地で参加してくれたバンドの皆と友達になれたりね。

どのショーも本当にクレイジーで最高、僕たちがステージに出ると皆が笑顔を向けてくれるんだ。観客も僕たちも、会場にいる皆が一緒になって最高な瞬間を共有しているのがわかって幸せな気持ちでいっぱいだったよ。

 

 

・次の来日の際に是非行ってみたい、やってみたい事はありますか?

 数日間、八丈島に超行きたいんだ!うん、来年絶対にそうしようと思ってる!バトルロワイヤルは僕の最も大好きな映画の一つだから、僕はこの島に行ってあちこち訪れる必要があるね!もちろんその数日間の間はバックパックを一緒に持って歩き回るよ!

 

 ・ちなみに、日本語で一番好きな言葉はなんですか?

一番好きな言葉? "Yoku Yatta!" よくやった、だよ!(笑)

 

 

 

・それでは新作アルバムの話に戻りたいと思います。今作ではプロデューサーにJoey Sturgisを迎えての制作ですね。彼との音作りはどうでしたか。

本当に素晴らしくて、これからも彼と一緒に仕事したくなったよ!僕たちはブレストにある僕のスタジオ《Nalcon Studio》でアルバム全曲を製作/録音して、その後にミックスとマスタリングの為にJoeyに送ったんだ。

彼にそれらを確認してもらった上で、僕たちはどうしたいか、また彼はどうすべきなのかを直接話したんだ。僕たちはお互いがどういった方向性にしたいか、そのおかげでよく理解していたからすんなり進んだよ。そして僕たちはこの仕上がりに本当に満足しているんだ!

彼は本当に素晴らしいプロデューサーだよ!

 

 

・前作からエレクトロな要素もふんだんに使われていますね。表現の強さや激しさはそのままにしつつ、より親しみやすくフレッシュな音へと変化していると感じています。今のバンドのメインコンポーザー(楽曲制作者)は誰なのですか? 

バンドが始まって以来、主な作曲は僕がやっているんだ。そしてアルバム《Lost In Motion》から最初はセッションのギタリストとして参加してくれていたFabien Letrenがこの制作過程に協力しに来てくれるようになったんだ。そのうえ彼は僕らの楽曲に使用されている電子音のほとんどを制作してくれるんだ。彼は最高だよ!

最初に僕らは一緒にギターのプリプロから入る。それから書いたリフを入力する前にいくつか変更したり、若干の修正をしたり他の要素を加えたり色々な事をして、そして最後に歌が作られるんだ。

そしてFabienと僕はドラマーでもあるからそのパートも作っちゃうんだけど、Vince(ドラムのVincent)もまた彼自身の演奏パートの為に再編成したりするし、Trevorも同じように歌詞の一部を書いたりしているんだ。

 

 

・また、今回からMarked Man RecordsとGo With Me Recordsの所属になりましたね。本国から離れた日本のレーベルへの所属のキッカケはどういったものだったのでしょうか。

皆様ご存知のように(笑)日本は僕たちにとって本当に重要な場所で、ピカチュウドラゴンボール進撃の巨人北斗の拳を僕たちのバンドマーチに使用している事に気付いただろうし、このバンドの名前もX JAPANのHide.にインスパイアされているし…。

僕たちは本当にね、この国のできるだけ多くの人達の心を掴みたい。そして日本に行く度にタワーレコードを訪れたいんだ!すると今回、そんな国でアルバムを出すという夢が叶う機会があると知れたんだ。

ケイスケとGo With Me Recordsは素晴らしい仕事をしてくれた、そしてそんな素晴らしいレーベルの一員として一緒にやっていけるなんてとても嬉しいよ。

 


・今作の中で特にお気に入りの一曲を挙げるとすれば?

このアルバムの曲はそれぞれ異なっているんだけど、僕が聴きやすいだろうと思うのはUchroniaかな。

僕たちはこの曲の為にミュージックビデオを作ったよ。そしてこの曲にはより速いリフを入れたり、メタルやエレクトリックのパート、それからオーケストラ的な部分も加えたんだ。

僕は本当に良い曲だと思ってるし、バンドについての意見を皆から得るために最初に聴いてみてほしいものだとも思っているんだ。

 

 

・新作アルバムの日本国内版にはボーナストラックが加わると聞きましたが。

そう!そうなんだ!僕たちはファーストアルバム Beginning Of Eradicationをリリースする前、2008年に4曲入りのEPをレコーディングしていたんだ。でも、Before The Violenceという名のそのEPは結局リリースする事ができなかった。

それと僕たちはPredilectionsの日本国内版にはその独占的な内容に加え、Uchroniaインストゥルメンタルバージョンを提供することに決めたんだ。

EPの方は本当に古くて、今の新しいNightShadeとは異なるものにもしかしたら聞こえるかもね。でも僕は個人的にはまだこの曲が大好きだし、この曲を人々が聴いて僕たちの進化を感じてくれたら嬉しいな。

 

 

 

・皆様の今後のプロジェクトや予定についても聞かせてください

次のプロジェクトとして、世界中できるだけ多くの場所にツアーで行くことにしているんだ!既にツアーのブッキングもはじめていて、ヨーロッパにアメリカ、中国、オーストラリア……そしてもちろん、日本にも!

僕たちはより沢山の人に僕たちの曲を聴いてもらって一緒にその空間を共有したいし、世界中のステージでそうしていきたいんだ。

 

・もしよかったら、最後に日本のファンへメッセージをお願いいたします。

皆いつもオンラインで応援してくれたり、それだけじゃなくショーに来てくれたり本当にありがとう!それは僕たちにとってかけがえのない大切なものになっているよ。

僕たちはキミたちの国に戻って、また皆とクレイジーなショーをやるのが待ちきれないよ!

そして熊本の皆さん、負けないで、強く生きてください。離れているけれど僕たちはいつも皆さんと共にいます。

 

そしてもう一度、このインタビューと日本の皆に感謝を。僕たちはこの年が終わる前に、必ずまた皆に会いに行くからね!

 f:id:MAR1NA:20160424214655j:image

 

凄く楽しいインタビューをありがとうございました!またNightShadeの皆様に日本で会える日を楽しみに待っています。