Vans Warped Tour 2017 MA

 

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音楽カルチャーキッズにとっては、夏の風物詩ともいえる大きなフェスティバルツアーがこのVans Warped Tour。今年は6月中旬のシアトルよりスタートしました。

 

今回、ISAMIMHZが参加したのはその中盤7月12日のマサチューセッツ州公演。

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Killswich EngageやShadows Fall、ALL THAT REMAINSの出身でもあり、著名な音楽大学等もあるまさに音楽の溢れた地。ちなみに、2017年4月に来日したデスコアA Night In Texasのサポートをしていた天才ドラマー、Anthonyは現在ここマサチューセッツ州ボストンの音楽大学生だそう。

さぁ、そんな音楽豊かでメタルコアキッズの憧れの地の一つでもあるボストン。

 

会場となるMansfieldのXfinity Centerはボストン市街地からタクシーで45分ほど離れた場所。いやぁ、まさかのバスサービス予約していたのに人数少なかったからバスが来ない、運営も把握していない、という驚きの事態が発生しましたが。まぁこんな事も海外に行けばよくある事…です(苦笑)

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今回はオフィシャルのレポート等は無かったので、私の経験してきたWarped Tour MA公演での出来事をつらつらと書いていこうかと思います。

 

1人の日本人の本音がダダ漏れです。どうぞ。

 

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11時開場予定が12時に変更。10時過ぎに到着すると既に多くのファンがゲート前に並び待機していました。

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そんな中、自身の持ったスピーカーから曲を流し、宣伝活動をする現地のバンドもちらほら。私にも声を掛けてくれたのが、この次の日の公演に出演するアメリカのThe Plagueというバンド。流していた曲がとてもカッコよかったので、日本の人にも聴いてもらいたいなぁとさっそくムービーを。

The Plague

【Message Movie at Warped Tour2017】ワープドツアーで出会ったThe Plagueよりメッセージをいただきました:) Thanks Orrin and Mike from @theplaguemusic !! #THEPLAGUE #VansWarpedTour

 

こんなムービーを沢山撮ってきたかったのですが、何とこの日は開場して一時間もしないうちに大雨。まさかの雷雨。地獄でしたね、主にカメラが。慌てて近くのVansのテントに行き、何か買う代わりにビニールバッグを2つもらおうと声をかけたところ、察してくれた売り子のオジサンがビニールバッグを2つくれました。これ、とっても作りが良いので勿体ないなぁと思いつつ、カメラをぶっ壊したら本当にシャレにならないので穴をあけて臨時のカメラカバーにしました。

 

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 リストバンドをPRESS受付で交換。いよいよ実感が湧いてきた。

 

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タイムテーブルは当日の朝に抽選で決まります。タイムテーブルのプリントされたものはゲート入ってすぐの小さなテントで$2。売り子のお姉さんが1人しかいないそのテントに殺到するわ横入りは多いわでなかなかカオスです。

 

しかも国内外だなんて関わらずズルい人はいるもんです。スケジュールをチェックし撮影のステージを把握しようと思ったら『スケジュール撮らせてよ!』と声を掛けてくる人の多い事。運営の事も考えたら$2くらい出せばいいのに…。あと野外ステージの方に行けばタイムテーブル貼りだしているので、それを撮ったらいいのにね。

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しかしこのタイムテーブルが若干間違えていたり、地図が全然あっていなくて最悪な目に遭いました。この日インタビューも予定があったのですが、プレステントの場所を会場内の誰もが知らない…。入場してから一時間以内にチェックインして、空いているバンドがいれば交渉…も可能だったのですが、そもそもテントが無い。会場スタッフに聞いても不機嫌そうに知らないと言うか、皆答える事がバラバラ…。もうラスト10分が近づいたところで諦めました。Bad Omensは直前のノアくんの体調不良で無しになっていたし、The Gospel Youthは運営のミスでおじゃんに。これは悔しかったです。そりゃオールアクセスの許可されているAPや大手のインタビューがメインの媒体しかテント内でのインタビュー映像が残らないわけです…。他の州で運のいい人は、メンバーが出番前後に歩いているのを捕まえて動画インタビューを行ったようですが、このマサチューセッツ公演に関しては雷雨の為それも無かったようです。土地勘がないと本当にツラい…、ファンとして行ったりバンドとして参加するのにはきっと最高なんだろうけれど、フォトグラファーとして単身乗り込むのにはなかなかツラかった…というのがまず正直な感想です。ただとても勉強になったので絶対に次リベンジしたい。次は雨の少なくて広いカリフォルニアとかテキサスがいいな!(笑)

 

本当はToo Close To Touchを撮りたかったのですが、そんな感じで走り回ってバタバタしてしまい遠くから曲を耳に挟んだ程度に。そして依頼があったEmmureの初期メンバーの兄弟が結成したバンドLakeshoreを撮りにHardrockステージへ。

 

日本語のマーチが気になりすぎた…。ただ雨で初っ端の撮影からレンズがびしょ濡れでひたすらツラい苦笑

海外のPRESSのルールとして、基本的にオールアクセスを貰っているようなカメラマン以外は3曲目が終了するとステージの柵前から退出しなくてはいけません。その3曲の間にどれだけ写真が撮れるか…本当に勝負みたいになります。

ステージの構造にも興味津々。なるほど、大型トラックの後ろ部分が開いてステージになるんですね。アメリカって凄い。まず日本じゃこのサイズのトラックは道路を走れないからね。

 

雨が酷すぎたのでSilversteinを諦め屋内ステージへ。

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せっかくなので今年はソロとして参加しているAndy Blackを撮ることに。しかしこの屋内ステージがまた音響がこもりきっていて、音によっては気持ち悪くなりそうな振動がスピーカーからくる。カメラを一生懸命拭いて準備していると、いつの間にかステージ袖にはカメラマンの長蛇の列が。Andyの人気は凄いな…。いざ出番が始まると、私は良いかなと思うものが数枚撮れた2曲目の途中で退散。カメラマンが多すぎて柵前がぎゅうぎゅうだったのだ。きっと皆の中には雑誌の仕事で来てる人もいるだろうに、一列目に入れず他のカメラマンが写り込んだ写真しか撮れないなんて最悪だろう。

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Andyのステージ中はひたすら黄色い歓声が飛び交っていた。自分のいるサイドにAndyが来ようものなら『キィヤァァアアアアア!!!』である、怖い。正直に言う、すごく怖かった。目が合ったら失神する女の子がいるんじゃないか!?と思うような、物凄い歓声。確かにAndyはとても綺麗な人だけど、大丈夫か!皆大丈夫か!?と真顔で聞きたくなるような異様な雰囲気。Warped Tourでもヴィジュアルで人気のバンドは幾つか見たけれど、こんなに凄いのは彼のステージの時だけだった。

 

NEW YEARS DAYがその後の出番だったが、あまりの歓声に疲れ切ってしまいちょっと休憩。雨の中、普段はキャンプができるようなスペースでフライドポテトをつまむ。お茶なんて置いていないので緑色のスプライトのような炭酸ジュースを一緒に購入した。フライドポテトはすごく分厚くて、一緒に付いていたチキンと食べると口の中の水分がかなり持っていかれた。そしてマスタードケチャップはサーバーで用意されていて笑った。塩味で十分じゃん、あぁ烏龍茶が飲みたい。そう思いながらこの日の唯一の食事を終える。

 

それから3時過ぎにスタートするBad Omensに合わせ移動。

このKnocked  Looseのステージが本当に最高だった。食事なんてせずにそのまま来て彼らの写真も撮ればよかったと後悔。Warped Tourで沢山写真を撮って仕事したかったら、3曲終わったらその後のステージを離れて次に走った方がいいと振り返ってみて思う。

雷雨の中、コンクリートの上でおきたHCモッシュに大爆笑。いやぁいいね海外。このアホみたいに全力で音楽を楽しむ姿大好きだよ。この時、雨宿りにテントを使わせてくれたHello, Atlanticの皆、ありがとう。お礼に後程Tシャツを購入した。

 

そしていよいよ次がBad Omensの出番だ。

サウンドチェック中にGt.のNickが気づいてくれ『めっちゃ久しぶりー!』と笑顔で握手。こんなフレンドリーなところが彼の魅力でもある。

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そして始まったBad Omensのショー。直前のファンへのアンケートにより、セットリストにMaliceが組み込んであるという最高な内容。メンバーの一体感も素晴らしい。

前から思っていたけれど、Warped Tourの雰囲気がとても似合ってる。

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何故Noahはパーカーをこの日着ていたんだ!?というリプライが私のTwitterに来ていて、『具合悪くて寒かったんでしょう…別にいいじゃないか長袖着ていたって…』と思ってしまった(笑) ヴィジュアルでも人気のあるバンドマンは本当に大変そうだね。

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最後は皆で大合唱のGlass Housesで終了。いやぁ本当にこの日初めてショーが楽しいと思った瞬間。ありがとうBad Omens、会いたかったけど次のショーがあるから…とその場を去ることに。

 

MUTANTステージに行ってみるとまだSylarがショーをしていた。Bad Omens3曲撮り終わった時点で移動してきていたら彼らの写真も撮れたなぁ…そう思いつつ1人で磯丸水産を堪能。Sylarはとってもフレンドリーで皆に好かれているようで、いつも誰か違うゲストが参加していた。

 

『わぁ!久しぶりじゃん、また会ったねー!』

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振り返るとStaySickのテントにATTILAFronzが居た。凄く楽しそうにSylarの曲にノッてる人がいると思ったらまさかの彼である。再会を大喜び。せっかくなのでキャップを買ったらサインまでくれた。

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聞くと、自分のステージの無い時はずっとStaySickのテントにいるようにしてなるべく多くのファンとふれあい、もちろん自身のブランドも売る…という事にしているそうだ。相変わらず、とんだナイスガイである。絶対これファンは喜んだだろうな。

 

そこからは雨が降ったりやんだり。カメラが濡れなければもうどうでもいいやと思う事にした。既にびっしょ濡れである。

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少し時間が空いたのでAfter The Burialのマーチテントへ。

トレントがステージで着てるのと同じあのベースボールシャツください…。

寒いから、と欲しかったジャケットも我慢せず買った。ATBのマーチのスタッフさん、何度も公演で会った事あるんだけどいつも無表情で怖い…と思いつつMサイズくださーい!と言う。相変わらずほいっと無造作に渡され、お金を受け渡す。

すると『おーい、Tシャツ一枚、L取ってくれない?』と私の隣で声が。

『あぁあああああDan!Danじゃない!!大ファンなんです、私今日ね、日本からきたの!!すっごくすっごくAfter The Burialが大好きなんです!!』

隣にDrのDanがいる事に気づき、叫び散らかす私。Dan滅茶苦茶笑いながら

『ホントぉ!わぁありがとうね』

とハグしてくれた…。Oh My God!!ジーザス!アメリカ来てよかった!!←

この時点でもうこれまでのしんどさも、寒さも全部どっかいった。1人で飛び跳ねガッツポーズをしてしまっていた。実はこれまで何度もATBのショーをアメリカで見ているのだが、Danはサウンドチェックも自分でするし、フラッと終演後フロアにいたりもする。…でもほとんど誰も声をかけない。私なんて緊張して声を掛けるかどうか毎回震えているというのに(そしていつも話しかけられない)←

ショー楽しみにしてます!と伝え、Danは手を振ってステージの方へ帰って行った。

振り返るといつも無愛想で無表情だったマーチのスタッフのオジサンが、笑いを必死にこらえた表情をしていた(笑) …す、すみません。。

 

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そしていよいよ、今回のWarped Tourの目標でもあったCarnifexのステージ。

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最高でした。

これ以上言葉要りますか?むしろ言葉なんていらない、逆に陳腐に聞こえてしまいそう。

途中SlipKnoTのカヴァーソングを入れたり、ファンも大盛り上がり。

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感激してニコニコしながら写真撮っていたら、終わった後に金髪Gt.のJordanに『いやぁキミ超スマイルだったね、笑っちゃったじゃんw』と言われてしまった。

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デスコア界の兄貴Scottともグータッチをし、もう感無量である。2人は脚も長くスタイルが良いので、柵をひょいっと飛び越え自分達のバンへと戻っていった。なんだあのクラシックなかっこよさは。

 

帰国すると、写真を公式アカウントで使用していただき本当に胸がいっぱいになりました。海外ってこういうチャンスがあるのが凄いよね。私みたいな無名野郎の写真を、世界のCarnifexがSNSに名前付きで載せる日が来るなんて。

 

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お待ちかね、AFTER THE BURIALの時間です。

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1曲目のLost In Staticの前奏が流れた時点で幸せいっぱいです。正直アナタ達とCarnifex見たくてアメリカ来ました。なんなら入国審査で『After The BurialとCarnifex観に来ました!』って答えて笑われました。再び雨がどしゃぶりになってきたけど、おかげでレンズ曇ってブレまくってる写真ばかりだけど。After The Burialのショーを観られて幸せでした。

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普段、撮影や取材で参加するのでバンドメンバーと写真を撮ることはあまりありません。仕事で参加してる部分があるし、パスだって出してもらってる。だからミーハーみたいなことしちゃいけないって思う事もあったり、単純に忘れてることが多いんです。

撮ろうよ!と言われて撮ったりした写真は大事にしてます。とても有難い話です。

 

ただ、After The Burialに関してはすいませんただのキッズです。

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Anthonyが『この後マーチテントにいるから遊びに来てくれ!』って言ってたんで並びましたよ、えぇ。←

後ろにいたFronz笑ってました…。あともう幸せすぎて嬉しくて写真を載せたらBad Omensの同い年2人組(VincentとJolly)が笑ってました。それから個人的に仲の良いバンドの1つ、Thy Art Is Murderのメンバーに『超幸せそうな顔してんじゃん、楽しんできたみたいだなアメリカ!』と言われてしまう始末。

自分以外のバンドで死ぬほどキャーキャー言ってても、案外バンドマン皆優しいんです。あと『After The Burialならしかたねぇよな(笑)』って言ってくれる。SNS系は結構誰かに見られているので、後から真顔になることもあります。でもいつも見守っててくれて本当にありがたいです。

 Anthonyと写真を撮る時に、iPadをあのマーチのスタッフのオジサンに渡したら『本当最高の笑顔だね』と爆笑されてしまった…。

日本公演凄く楽しみにしてます、という話をして。次の撮影をしにマーチテントを後に。

 

そこからは

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Stick To Your Guns

 

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Fire From The Gods

 

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Blessthefall

 

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The Acacia Strain

 

Hatebreed

 

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GWAR

 

を撮影。どれもとても素晴らしいショーでした。

 

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Fire From The Godsは前日に撮影の依頼をいただき、それ故にステージが違ったけれども撮影に走ったのですが。素晴らしかった。AJのクリーンが滅茶苦茶うまいです。ハワードとかトミーとか、あの人たちに通ずるものも感じるような脂ののった漢らしいクリーン。ステージングにもとっても惹かれました。

 

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Stick To Your GunsはAnthonyハングアウトの後にあまりにも音がカッコ良かったので走って滑り込み撮影。でもカメラがびしょ濡れでほぼ写りませんでした。

 

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Blessthafallの安定感もすごい。これぞワープド!というようなフレッシュさも兼ね備えた巧さを存分に発揮。

 

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The Acacia Strain。初めて見ました。実はThy Art Is MurderやFit For An Autopsyから『最高だよ!』と言われていたのですが、凄く怖そう…というイメージが先行していました(笑) Vo.のVincentの狂気すら感じるようなステージ、鳥肌が立ちました。凄い、なんだこれは…。言い方悪いけれど絞殺されそうな音楽してる。カッコいい、という言葉で片付けられない、本当に凄いものを目の当たりにしてきました。

 

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Hatebreedはもう兄貴!って感じ。巨大なサークルピットも拳あげろやー!!も、Jameyに言われたら即座にしたがっちゃうでしょう。そんな風格とついていきたくなるカッコよさのあるバンド。雨土砂降りで全然Jameyの写真にピントが合わなかったので、いつかリベンジしたいです。

 

この日は結局雨が酷すぎたので野外の一番奥にあるMUTANTステージの左右に最後は絞りました。本当は真反対にある屋内ステージのMemphis May FireとかI Preveilとかも撮りたかったんですけど、歩くにしても走るにしても無駄に体力が奪われる雨の中、この選択は間違ってなかったと思っています。

 

GWARに関しては…。

楽しかったっちゃ楽しかったんですけど、全く曲が入ってこない。

何故カメラマンを狙い撃ちするんですか…、阿鼻叫喚でしたよ。3人しかいなかったけど。Vo.がこっち向いた瞬間、カメラマンが必死にステージ下に逃げるなんて他にありますか…。

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ちなみに私はデスメタル界隈でなかなか有名なカメラマンのオジサンがオールアクセスで居たため、その人が狙い撃ちされて血糊まみれになるというレアなシャッターチャンスを必死に撮っていたら標的にされました…。血糊が出ている場所も最低です(笑)。口に入ってむせましたが、真っ先にカメラの心配していたらセキュリティのお兄さんに『大丈夫だよ!それ拭けば落ちるから!』と真剣に励まされました(笑) ちょっとハンサムなお兄さんでしたが、私を励ましていると真横から血糊の噴射に直撃され吹っ飛んでいきました…あぁ。。

 

Gtが1人体調を崩し離脱してしまったのが少し残念でしたが、年齢的な事も考えるとツアーをすべて休んででも元気になってほしいなと思います。また肝心のステージが、本当に血糊をブチ撒けまくる事にしか目がいかない…。3曲終わった後、疲れ切って遠目に見ながらカメラをしまっていましたが、狂喜するファンに後ろにいた安全圏にいる警備員のオジサンがドン引きしていた光景が忘れられません。

 

早めに移動してATTILA撮ればよかった…。

Vo.が変わってしまった事もあって、ちょっと肩透かしを食らったような気分になって終わってしまったGWAR。凄かったんだけど、やっぱりコミック要素が強すぎたからかもしれません。もっと血糊撒かないで演奏する部分があってもいいと思うんだけどなぁ。

 

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疲れ切って帰路につこうとすると、屋内ステージで最後のATTILAがショーをしていました。あぁ、今日は照明も明るいし、せっかくFronzとも話した後だったから撮りたかったなぁ…。そう思いながらも、この日の締めくくりに相応しいATTILAのショーを観て、長いようで短かった私の初Warped Tourが終わりました。

CHAOSリリースしてからまだ来日してないんだっけ。メンバー自身も凄く来日を望んでいるので、是非叶ってほしいなと思います。

私は正直このCHAOSのアルバムが出るまでほとんどATTILAを聴かずにいました。ただ、本当にFronzとお話した事によってそれが180度変わりました。それくらい素晴らしい人だと思うし、彼が沢山の人に慕われるのもわかる気がします。

そして人柄と共に、彼のVo.スタイルもまた唯一無二で凄い。あの声の切り替えはなかなかできるものじゃないよなぁと、いつも驚くばかりです。

 

 

慌ただしいばかりであっという間に終わってしまった一日でした。

全てのバンドをチェックしたかったら3日間位ついていかないと…の意味がよく身に沁みてわかりました。

疲れ切ったけれど、いい経験をさせてもらえたと思っています。

また、今回のWarped Tourに参加した事により、新しい出会いは勿論のこと、多くの海外バンドのマネジメントから依頼のご連絡を頂くようになりました。私は日本在住の日本人で、カメラに関してはプロでも何でもありません。驚くことの連続です。

日本からも、挑戦したいという人がいたら色々教えられたらいいなぁとも思います。

開場前から終演まで、そこらじゅうにチャンスが溢れているような場所でした。

 

 

またいつか、必ずリベンジしたいと思います。

それまでISAMIMHZももっと腕を磨いていきたい。今度こそはインタビューもやりたいです。

 

ホテル横の中華料理店にて。

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寒すぎた分深夜のこの食事が身に沁みました(笑)

 

次は8月、Wacken Open Airです!

この経験を生かして、世界最大級のメタルフェスティバルに挑みます。

Walking Dead On Broadwayを日本に呼びたい!

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クラウドファンディングのページをオープンいたしました。

 

camp-fire.jp

 

私の気持ちはこのプロジェクトを開設した理由の部分に記載しておりますので、読んでいただけると嬉しいです。

 

最初の2年は海外へ、そして2018年は日本国内で。

何かやりたいと思いました。

 

その最初に彼らをセレクトしたのは実力はもちろん、本当に日本に来てショーをやりたがっているWalking Dead On Broadwayの願いを叶えたい、何より私が自信を持って日本の人に見てもらいたいオススメするバンドの1つだからです。

でもきっと、私が呼ばなかったら…彼らのアジアでの知名度では今後日本に来ることはほぼ無いかもしれません。

 

彼らをもし呼べたら…、次、次、と実は内心考えているプランは幾つかあります。

いろんな言葉も目にしましたが、彼らに関しては0か1です。目標達成しない場合は日本に来ることはできません。

 

海外で活動していると

・このバンドを呼んでくれ

・連れてきてくれ

とよく言われます。

 

様々なレーベルやバンドと関わってきた経験から、正直私でも交渉はできます。

しかし実行のために必要なものは誰が保証してくれるのでしょうか。

希望だけでは日本に来てくれるバンドはなかなかいないのです。海外旅行、海外遠征をしたことのある人ならわかると思いますが、その額の2-3倍のお金をメンバー分用意できるでしょうか?

 

クラウドファンディングだけではないです。来日公演を成功させ、次の企画へと繋げていくにはやはり国内の皆様の協力や参加が必要不可欠です。

 

だからこそ、今後の日本と海外のシーンを繋いでいく一環として、今回日本の音楽ファンの人達の力を借りたい、信じよう、とバンドを説得してみました。

 

一緒に一つのバンドの夢を、今後のこのシーンの繋がりを作っていきませんか?

 

どうぞ皆様のご支援をお待ちしております。

よろしくお願いいたします。

Analepsy Interview

海外バンドへのインタビュー。

 

今回のゲストは……。

 

 

2017年1月に待望の1stアルバムをリリース。ポルトガルより放たれたこの新星のブルータルデスメタルバンドとその作品に、世界中のブルデスファンが注目した事は記憶に新しいです。

 

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Analepsy

 

 

今回はバンドの基盤となるあの高速ドラミングをプレイする、ドラムのTiagoに色々とお話を聞かせていただきました!

 

・はじめまして!この度はインタビューを受けてくれてありがとうございます。Analepsyが日本語の媒体に出るのは初めてでしょうか、初めに自己紹介をお願いいたします。

(Tiago Correia/Dr.)

・やぁ!俺もそう思うよ、俺達はこれまでに中国のウェブマガジンのインタビューを受けた事があるんだけど、日本はなかったかな!俺達はポルトガルリスボン出身のAnalepsy、スラミングブルータルデスメタルと言われている音楽をプレイしているよ。俺はドラマーのTiago Correia。他のメンバーも紹介するね、Marco Martins(Gt)、Flávio Pereira(Ba)、それからDiogo Santana(Vo/Gt)だよ。

 

 

・皆様はポルトガルリスボンにて2013年に結成されたそうですね。バンドの結成経緯やバックグラウンドについて聞かせてください。

・そう、バンドは2013年の11月にリスボンで行われたDisgorgeのギグで結成されたんだ。その時は3人、Marco Martins、Flávio Pereiraと前のヴォーカリストのRicardo Proençaが集結してね。そこから全てが始まったんだ。

 

 

・皆様の住むポルトガルのミュージックシーンについても教えてください。どのような音楽が流行っているのでしょうか?また、ブルータルデスメタルやエクストリームミュージックシーンはどんな感じですか?

ポルトガルには沢山の素晴らしいバンドがいるよ!特に好きなバンドの、Grog(ブルータルデス/グラインド)とThe Voynich Code(デスコア)は間違いないって断言できるね。シーンは悪くないよ、でもとっても良いっていうわけでもないんだ。だけど人々は皆仲が良くて、いつも協力的だよ。

 

 

・どういった音楽やバンドに影響を受けてきたのですか?
・それはもうたくさん!特に全員が共通して影響を受けたのは、Pathology、Putrid Pile、Abominable Putridity。でもこのバンドの皆、沢山の異なる個人的に影響を受けてきたものを持っているんだ。ヘヴィ/パワーメタルやロック、それにヒップホップやラップからも。
 

  

 ・Analepsyという、このバンド名の由来を教えてください。

・いやね、これマジで特に意味はないんだよ(笑)でも響きがいいでしょ!

 

 

・そして今年待望の1stフルアルバム"Atrocities from Beyond"のリリースおめでとうございます。とても素晴らしかったです。リリース後の手応えとしてはいかがでしょうか。

・本当にありがとう!これまで受け取った反応はどれも素晴らしいよ。人々は俺達の新しいアルバムを本当に気に入ってくれたようで、俺達の期待や予想を吹き飛ばすほどだったね!

 

 

・Atrocities from Beyondという、アルバムのアートワークにも通じるところのある興味深いタイトルですが、この作品のコンセプトやこのタイトルに込められた意味を教えてください。

・この作品のコンセプトは、俺達の住む宇宙を超えた全ての現存するマルチバース(多元宇宙論)で起こりうる物語。全ての生命を破壊し滅亡させ、その全ての破滅を予言する夢から始まるんだ。破壊しつくされた後の地上に、再び降り注いでくる最初の予兆とそれによる復興の終わり、それは再び全ての破滅に関する出来事が起こることを意味するんだ。まるで終わりのないサイクルのようなんだよ。このアルバムのタイトルは、マルチバースで起こるこれらの残虐な虐殺行為について指しているんだ。 

 

 

・今作のリリースはVomit Your ShirtとRising Nemesis Recordsの2つのレーベルより行われましたが、今回Rising Nemesis Recordsとも契約するきっかけはどのようなものだったのでしょうか?

・俺達はRising Nemesisと連絡を取り今回のリリースをしたんだけど、既にVomit Your Shitとの契約もあって。だからいろいろ考えたのちに、両方のレーベルで分担してリリースをする事に決めたんだ。(ポルトガル国内をVomit Your Shirt、ワールドワイドリリースをRising Nemesis Recordsよりおこなっている)

 

 

  

・これまでの活動の中で様々な変化があったかと思います。特に2016年にはオリジナルヴォーカリストが脱退し4人編成となりましたが、それによる楽曲制作や活動の面での変化はありましたか?

・そうだね、以前のヴォーカリストはこのバンドを去ることを決めたんだ。色々と試行錯誤した後、このバンドを4ピースでやっていこうと決めたよ。それ以外はほとんど何にも変わってないんだ、前のヴォーカルの家で頻繁に会っていたことを除いてはね。今でも以前ほどじゃないけれど、彼とはたまに会うよ。

 

 

 

・作曲の際の担当やアイディアの出し方、制作については現在どのように行っているのでしょうか?

・通常幾つかの曲は俺とMarcoが一緒に書いていて、その他の曲をDiogoが作っている感じかな。それらの曲が出来上がったら俺がドラムを付けていく。そう、大体この3人で全ての作曲を担当していて、Flávioが全ての歌詞を担当しているんだ。

 

 

・そして今作Atrocities from Beyondは本当に素晴らしい出来ですね。インパクトのあるとてもヘヴィなスラムリフとドラミング、時折プログレッシヴな要素も感じ取れるメロディアスでキャッチーなギターがまた絶妙ですね。このバランスについてはどのように考え作曲をおこなったのでしょうか?

・本当にありがとう!そうだね、この要素にはMarcoの影響がそのまま出ているんだ。彼は沢山のオールドスクールなメロディックヘヴィメタルやパワーメタルの要素の中から、それらの持ち味を生かしたようなメロディックなパートを使うんだ。俺は大好きだよ!

 

 

・個人的に、特に最初の3曲(Apocalyptic Premonition/Rifts of Abhorrence/The Vermin Devourer)がとても好きです。まるで物語の序章のような…。これらの曲の背景についてもお聞かせいただけますか?

・そう、まさにこれは物語の序章なんだ!Apocalyptic Premonintionはその翌年に起こる破壊的な出来事についての予言で、それに続くRifts to Abhorrenceは既に"扉"が開かれ破滅が起こってしまう。The Vermin Devourerの中では全ての生命の破滅や減少が既に大量に起こってしまっているんだ。

 

 

 

・今作の中で特にお気に入りの曲や、思い入れの強い曲はありますか?

・個人的には、Apocalyptic Premonitionが大好き。この曲は俺がMarcoと一緒に作ったもので、これまで俺達が作曲してきた中でも最もAnalepsyらしさを出せた曲だと思っているんだ。同じくAtrocity Deedsもとてもよくできた曲だし演奏するのが楽しい作品だよ、これに関してはDiogoがとても素晴らしい仕事をしてくれたね。

 

 

 

 ・Analepsyはこれまで多くの国でプレイしてきましたが、バンド活動や多くのツアー、ショーの中で印象に残っている出来事は何ですか?

 ・うーん。間違いなくこれはドイツで行われたSlamming Brutality, Vol.IIIだね!俺達が初めてポルトガルの外に出てやったショーなんだ。滅茶苦茶ビビッてたんだけど全てが上手くいって、すごく素晴らしい経験だったんだよ!

 

 

 

・Rising Nemesis RecordsよりThe Kraanialepsy Splitの発売が決定しましたが、このスプリットが決まった経緯についても教えてください。

・2バンドでスプリット作品をRising Nemesisからリリースしようって お互いに話して決めたんだ。今言えるのはこれくらいかな

 

 

・今年のWacken Open Airへの出場が決まったそうですね。本当におめでとうございます!今のストレートなお気持ちをお伺いしていいですか?

・ああ、そうなんだよ!Metal Battleのポルトガル選考に参加して、何とかそのファイナルを勝ち獲った。そして今回のWackenでプレイするんだよ!本当に最高の気分さ、俺達全員で凄く楽しむだろうなって思ってるよ!

 

 

 ・ところで、これがWackenの歴史上初のスラミングスタイルのブルータルデスメタルバンドの出演なんじゃないか…とも言われていますが。

・たぶんそうなのかも!俺全然リサーチしてなかった(笑)

 

 

・また今年の夏はdeath fest open airにも出演が決まっているとお聞きしましたが、これは最高なラインナップですね。私も興奮しました。今後共演してみたいと思うバンドはいますか?

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・そうだよ!最高だろ!本当に楽しみにしてるんだ(笑) 共演してみたい…もう沢山のバンドがいるよ!沢山のバンドと一緒にプレイして交流して、素晴らしいバイブスをステージに持っていきたいね。

 

  

・日本という国やその音楽シーンについての印象を聞かせてください。また日本のブルータルデスメタルバンドについては何かご存知ですか?

・残念ながら、俺はそんなに日本のバンドについては知らないんだ。だけどこれから色々チェックしておくからね!

 

 

・今後更に活動の幅を拡げていくのではないかと思いますが、今後の予定や考えているヴィジョンについても教えていただけますか?

・今はAtrocities From Beyondのアルバム制作風景のスタジオでの映像を使ったビデオを制作中なんだ。たぶん1~2ヶ月後に公開されると思うよ。他にも、これから初めてのヨーロッパツアーを2本、7月と10月にやるのが決まっていて凄く楽しみなんだ。もちろん、WackenとDeathfestでのショーもね。実は既に、幾つかの新しい作品にもとてもゆっくりとだけど取り掛かり始めているんだ。まぁだからデモ曲が出来上がったとかじゃなくて、幾つかのリフができただけなんだけど。今のバンドの進展はだいたいこんな感じかな!

 

  

・最後に、日本のファンへのメッセージをお願い致します。

・こんな機会を作ってくれてありがとう!俺達はいつか日本に行くことができる日を心から願っています。皆に会って、そして皆の前でショーをやりたいな!

 

 

 

 

今年の上半期、傑作のアルバムが多いと感じる中でも一際心を惹かれた作品がこちら。

Atrocities from Beyond

Atrocities from Beyond

  • Analepsy
  • メタル
  • ¥1200

彼らの1stアルバムでした。

クオリティの高さもさる事ながら、所々に見えるキャッチーなリフや乗りやすいメロディアスなパート。ジャケットのアートワークも映画のワンシーンのようで、普段ブルデスを聴かないリスナーからも非常に手に取りやすい作品なのではないかと。

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既にWackenで会おうぜ!! と彼らとは盛り上がっております。

生でこの音を体感できるのが私としてもとても楽しみです。

 

Dehumanization by Supremacy

Dehumanization by Supremacy

  • Analepsy
  • メタル
  • ¥1200

Genetic Mutations (Single)

Genetic Mutations (Single)

  • Analepsy
  • メタル
  • ¥150