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今是非チェックしてほしいバンド

Twitterで時折ポストしていくのも良いのですが、今回は

・あんまり日本でこのバンドのファンに会ったことがない

・出回ってる音源が少なくてほとんど知られてない

・海外公演で観てきたら超カッコよかった

…的な、完全に独断で選んだバンドを幾つかご紹介したいと思います。

 

 f:id:MAR1NA:20170508033131j:image

真面目な文章は後半になるほど消えていきます。

その意味は読んだらわかると思いますが…。

 

 

現地では中堅クラスだけど、日本ではまずCDの取り扱いのある店舗から探さなきゃいけない!なんてバンド、結構いますよね。ISAMIMHZでもこの年明けから水面下で大量のやり取りがあったりしてあまり多くのインタビューをアップできていないのですが、今回ご紹介するバンドにはこれからアタックしてみたいな…と思っていたり(実は決定済+依頼の来たインタビューがまだ10件ほど控えてます…それが終わったらコンタクトを是非とってみたいな)

 

まずは、インタビュー決定編

すいません、実はISAMIMHZで既にインタビューが決まってます。

やっと死にそうに忙しすぎた時期が一旦区切りついたのでこれからガンガンやっていく予定。インタビューをアップする前に是非聴いてみてくださいね。

 

Vesta Collide

New Obsession

New Obsession

  • Vesta Collide
  • メタル
  • ¥1650

 

DETACH

I Am

I Am

  • deTach
  • インディー・ロック
  • ¥1050

 

Empires Fade

The Edge of Existence

The Edge of Existence

  • Empires Fade
  • メタル
  • ¥1350

 

 

デスコア編

最近デスコア関連のオシゴトが多くて、完全にデスコア追っかけ部隊ライターみたいになってます。いいんです、私デスコア大好きだから。

 

ABIOGENESIS

イタリア出身デスコアバンド。A Night In Texasを先日の来日で気に入ったリスナーの人にはぜひチェックしてほしい、壮大なシンセのメロディを入れつつしっかりと纏まった感のあるバンド。

 

驚くのは今まで観た多くのデスコアバンドにないこのMVの色使いの発想。そしてメンバーの見た目がモデルかよ、と思いきややってる音楽はごっついですからね。甘いマスクのVo.の声は低音ゴリゴリのスクリーム。Born Of Osirisのギターカヴァー等を6年前くらいからYoutubeにアップしていたギタリストが創設メンバーにいるようで、その影響もあるんだろうなっていうのがところどころ見え隠れしてます。

現在リリースしてるのがシングル1曲のみなので、新しい情報が待ち遠しいです。

Visualize

Visualize

  • Abiogenesis
  • メタル
  • ¥200

 

 

Walking Dead On Broadway

もう何度も言ってますが、ドイツで一目惚れしてきた最強クオリティデスコアバンド。

Vo.のRobertはそのステージングが完全にMitch Luckerリスペクトです。こちらも同期音で壮大な雰囲気のイントロを入れてきたりしますが、曲が始まると本当にド硬派なこれぞデスコア!って感じの曲をブチかまします。

 

これまでにWhitechapel、Carnifex、Suicide Silence、Thy Art Is Murder等のEUツアーをサポート。昨年リリースした2ndの出来も素晴らしく、一刻も早くネクストレベルに昇格した姿を観たい。

Aeshma

Aeshma

Slaves

Slaves

  • Walking Dead On Broadway
  • メタル
  • ¥1500

 

 

AEONS OF CORRUPTION

こちらもドイツ出身のデスコア。

 

とにかくドラムすげぇなってのが最初の印象。そしてベースはオールド路線のデスコアになるけれど、伸びのあるギターソロをプラスした展開がふとした時におもしろい。恐らくメンバーはとても若いはずなのですが、近年のデスコアに少なくなってきたドゥーンと落としまくるゴツいブレイクダウンを入れてるところもなんだか好き。

Unholy

Unholy

  • Aeons of Corruption
  • メタル
  • ¥250

 

 

Falsifier

 

彼らになると知ってる人もグンと増えてくると思うけど…、と思いつつ掲載。

Artery Recordingsの最近契約するアーティストや新譜がどれも素晴らしく良くて、Arteryからデスコアきました!という触れ込みだけで視聴もせず買ったら大正解。

Falsifier

  • メタル

 

 

メタルコア/オルタナティブロック/エモ編

Emil Bulls

ザ漢、なラウド要素ばりばりのドイツ産メタルコア。ドイツ国内では彼ら、Annisokay、Any Given Dayが中堅クラスを引っ張っていっている印象。

 

今年のWacken Open Airに出場も決定しており、凄く観たいです。

 

XX

XX

  • Emil Bulls
  • メタル
  • ¥2100

Sacrifice to Venus

Sacrifice to Venus

  • Emil Bulls
  • メタル
  • ¥1650

 

 

No Resolve

デトロイト出身のバンド。ここ半年内に最新アルバムをリリースしました。Vo.の声がぴったりハマる曲ばかり、良いセンスしてます。

 

個人的に2012年にリリースした7曲入りの音源のBurn the Cityという曲を聴いてから惹かれたので是非聴いてみてほしい。 初期のcoldrain等が好きな人にオススメかも。

Unity

Unity

  • No Resolve
  • ロック
  • ¥1500

A New Beginning

A New Beginning

  • No Resolve
  • ロック
  • ¥1400


 

 

CRY MY NAME

 

"ドイツのメタルコアの2ndです!" 近年ドイツのメタルコアは良作ばかりなので、この触れ込みとレビューの高評価のみで既に聴きたさ満点だったバンド。本当つい先日、渋谷のNERDS RECORDSにそのアルバムが入荷し置いてあったので即買い。疾走感がたまらない。

 

 

Shields

現在ドイツに次いでメタルコアやポストハードコアがアツいUKのバンド。

 

4月に参加したOur Hollow, Our Homeのホームタウン公演でステージサイドで手伝いをし、会場を盛り上げまくっていたここのクリーンを歌うGt.のSamと仲良くなったのだが、コイツがマジで超いい奴。本当に最高な奴だったのでもう一度書くけど、超いい奴そんなSamがやってるバンドなら聴かないわけにはいかないね!と検索したら、その昔聴いたことがあったバンドでもありました。昔の曲もキラリと光るものがあるけれど、最新EPがなかなかヤバい。今年はいっぱい各地でショーをやりたいそう。

Guilt - EP

Guilt - EP

  • Shields UK
  • ロック
  • ¥600

 

 

Time, The Valuator

ドイツはエッセンで活動中のバンド。

 

スウェーデンのNormandieとか同じくドイツのBreathe Atlantis好きな人にオススメ。Dreamboundからも最近すごく美しいメロディのバンド多くてUKバンドのDeathroneの新曲もかなりよかった。つい先日ベースの脱退が正式に公表されたばかり。

When I Meet Death - Single

When I Meet Death - Single

  • Time, The Valuator
  • メタル
  • ¥150

 

 

Painting Promises

 

高音エモーショナルキタ。そんな語彙力低めな一言しか出てこなかったけど、そこに結構言いたい事全てが詰まってる。聴いてみたらわかると思う。

In Transit - EP

In Transit - EP

  • Painting Promises
  • ロック
  • ¥1000

Headway - Single

Headway - Single

  • Painting Promises
  • ロック
  • ¥200

 

 

 

問答無用で聴いてください編

After The Burial

 

筆者に友人が少ない事が原因の大半だと思いますが、アホみたいにAfter The Burialを語り合えた人にこれまで出会えたことがありません。一年内に4度海外へ、そして9月の待望の初来日を合わせればこの1年間に最低でも5回は観に行く事になるでしょう。こんなに魅力に溢れたバンドなかなかいないと思うのですが、海外公演では彼らの出番になるとさっきまで黄色い歓声をあげて目からハートマークを飛ばしていた女の子がサーッといなくなり、フロアからは雄たけびが聞こえてきます。女の子ドコイッタ…。

ちなみにSumerian Recordsの10YEARS IN THE BLACKの後に各バンドの写真をUPしたのですが、他のバンドは人気のメンバーの写真を売ってくれだの保存していいか?だの連絡が殺到したにも関わらず、After The Burialだけそれが一切無かった。解せん。胸元や脇の開いたシャツなんてメンバーの誰も着ていない、むしろアンソニートレントは日によってはきっちり上までボタンを閉めたチェックシャツ姿だ。最高じゃないか。私の中では10YEARS IN THE BLACKの中で間違いなく彼らが個人的No,1バンドだったし、あのツアーの出演陣の中で一番のイケメンはTrentだったと思っている。

変拍子、ダウンチューニング、アホみたいに速いギター、アンソニーのドスの効いたスクリーム、どストレートにくる音圧。本当に最高なので、聴いたことのない人は是非。

ちなみに、あまりにも好きすぎて筆者は彼らの楽曲BerzerkerのTab譜を腕に彫ろうと計画しており、若干の失笑と"手遅れ"という言葉を世界各国からいただいている。

Dig Deep

Dig Deep

  • After the Burial
  • メタル
  • ¥1500

In Dreams

In Dreams

  • After the Burial
  • メタル
  • ¥1600

Wolves Within

Wolves Within

  • After the Burial
  • メタル
  • ¥1600

 

 

Our Hollow, Our Home

 

昨年発表したMVが世界各国のメタルコアリスナーから注目を浴び、今年3月にリリースした1stアルバムHARTSICKはリリース初日にUKのiTunesロックチャートぶっちぎりの第一位に。楽曲のメロディセンスもさることながら、Vo.コナーのごりごりにイケ散らかしたスクリームと、Gt/Voのトビアスの男らしくて綺麗なクリーンのバランスが素晴らしい。

滅茶苦茶クールそうと言われるバンドですが、楽屋や日常では小学生のようなやり取りで笑いの絶えない超フレンドリーバンド。皆でホラーゲームをプレイし、叫び散らかす3時間に渡る実況配信がもはや定番化。

現在はレーベル等に所属しておらず、今作も完全自主制作。CDの手に入りづらさはあるものの、素晴らしい作品なので是非。

Hartsick

Hartsick

  • Our Hollow, Our Home
  • メタル
  • ¥2400

//Redefine

//Redefine

  • Our Hollow, Our Home
  • メタル
  • ¥750

Shape of You - Single

Shape of You - Single

  • Our Hollow, Our Home
  • メタル
  • ¥200

 

 

いかがだったでしょうか??

今回は普段の記事やインタビューで触れたことのないバンドを(前半で)ピックアップして幾つかご紹介しました。正直Emil Bullsなんかはもっともっと世界的にもプッシュされていいバンドだと思いますし、日本人ウケもかなりいいんじゃないかなと。私もまだまだ浅く狭くの人間なので、これからも沢山のバンドをサーチしてチェックしていきたいと思います。

 

お気に入りになるバンドが見つかれば幸いです。

 

ライブ中の写真や動画撮影って。。

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最近では日本国内でもライブの写真撮影や動画の撮影がOKなところが増えてきた。

 

海外では結構な会場で当たり前のように携帯でパシャパシャ撮っている光景が見られるし、後ろからも前から見ても人の頭と同じくらい携帯が見える。

 

バンドからすれば、CDの売り上げも減る昨今、会場での写真が各SNSにアップされて広まり、興味を持った人達が次の公演へ来てくれることはとっても嬉しいそうで『全然かまわないよ!』と言ってくれる。

 

まぁもちろん、ショーに来ているのに携帯に集中するなんてのはご法度で、いつだったか、ショーの最中にメールや電話をしていた観客が退場させられたり、メンバーに携帯を叩き落とされたりしていたことがニュースになったりした。

 

そのショー最中の撮影について少し思うところがある。

10分以上もショーの動画を撮り続けるというのはどうなのだろうか。

勿論その場所にもよるわけで、ステージ全体を見渡せる位置できちんと当日の主催者に許可を取って撮影している人もいる。また、海外の会場ではその大きさ故いちいち一つずつアップされた動画を取り締まるのが手間だという事もある。

 

海外公演に行った時に私も日本の人がなかなか生身で観る事の出来ないバンドの姿を…と思い動画を撮ったりもするが、あれは当日バンドや担当の人に何秒までなら撮っていいのか、この位置で撮るのは大丈夫か、そもそも動画撮影はOKなのか、をきちんと聞いてから撮ることにしている。

 

個人的に思うのは最前列で長時間の動画撮影はどうなんだろう…、という事。

 

ソールドアウトに近い会場や、最前列に人が押し寄せるような会場で、必死に携帯の画面を見て撮影する人達。携帯の画面を固定するために両手で携帯を持って頭上にあげている。できるだけ前で見たくて前に行ったのに、見えるのが前にいる人の携帯画面…というのはとても悲しい気がする。

そして撮影する側からもそうで、柵の無い会場で最前列にいる人が必死に携帯を挙げていると、ピントや明るさの調整がその度に(手前にある明るい物なので)携帯の画面に合ってしまう事がある。私自身、お客さんの中に入ってぎゅうぎゅうの中あんなデカいカメラを頭上に挙げて撮影するから、一秒でも早くサイドに下がってお客さんにライブを楽しんでほしいと思っている。だから目の前で両手を挙げて必死に写真や動画ばかり撮っている人を見ると、10秒で良いから手を下げてくれ…と思ってしまう事がある。

 

確かに大好きなバンドのメンバーの写真が自分の携帯にあると嬉しい。一生の思い出になると思う。だから絶対撮るなとは言わないし思わない。(もちろん撮影禁止の会場や公演での撮影は論外だけど)ただ、自分の目で見て一緒に歌ったり、楽しんで手を挙げる方がもっと楽しいんじゃないのかな…そう思う。

 

昨年のKNOTFESTの時、Disturbedのステージ中Vo.のドレイマンが『明かりを灯してくれ』と言って"The Sound of Silence"が始まった。しかし、悲しいかな英語を理解していない人達が携帯やライターを掲げた人達を見て一斉に動画を撮りだした景色が、なんとも私にとっては切なかった。他の人が撮るならよくわかんないけど撮らなきゃ、撮っとこう、と私の目の前にいたカップルの女性の方が発言して動画を撮りだしたのも悲しかった。

この日私は普通に観客として観に行って、どうしてもDisturbedが見たくてフロアの前の方に一生懸命行った。でも私の目に映ったのはステージではなく、目の前で『よくわかんないけど凄いね』と言って彼氏に抱きつく女性のアップにした髪型と携帯の画面だった。凄く悔しい気持ちになったのを今でも覚えている。

 

だから私は公演で写真を撮った時にサイン等を入れず、なるべく早めにSNSにアップするようにしている。保存したい人は声を掛けてくれれば全然OKだし、商用目的でなければいくらでも保存して楽しんでもらってかまわない。だから、私ももっといい写真を撮れるように頑張るから、ライブ中は目で見て楽しんでほしいな…心からそう思う。

 

先日、とある公演を撮影した時、ショーの最中にVo.を含めたメンバーの一部が少し不機嫌そうだなと感じていた。すると、どうやら最前列付近で身を乗り出してずっと動画を撮っていた人が居たらしい。明らかに動画を撮ることに集中し、その周りの人がステージが見づらくなるその行動に、憤りを隠せず少し態度に出てしまっていたそう。皆に素晴らしいと思ってもらったり、楽しんでもらえる公演にバンドはしたかっただろう。私自身も撮影する身だがそう思っていた。セキュリティの手の回らないダイバーが出た時は撮影を中断してダイバーを受け止めに行ったり、柵前で撮影するからにはフラッシュの事や立ち上がってカメラを挙げる事についても国内外関わらずちゃんといつも一言断るようにしている。沢山の人の尽力と、出演する人達の最高のパフォーマンス、そして来てくれた人の笑顔が創りあげる空間。それが顔に思わず出てしまうほど嫌だった、と彼らに思わせてしまったのはとても悲しい話だ。

 

同じように、モッシュの中で自己都合しか考えていない人が周りを巻き込み怪我をさせる事や、喧嘩をすることはただの暴力であり公演に関わった人や出演しているバンドにとても失礼だと思う。これは先日Born Of OsirisのギタリストLeeも発言していたことで、

『楽しむのはかまわないけれど誰も怪我をしにライブハウスに来ていないし、俺達はモッシュする人もその場で立って聴いて楽しんでくれる人も、その全員に笑顔になってほしくてショーをやってる。無理矢理暴れて人を巻き込んでしまったらそれはもう暴力だ。絶対にやめてくれ』

本当にこの通りだと思う。

確かに多少は仕方ない、人と人がぶつかれば痛い事はある。それはモッシュをしている人自身が一番わかっているはずだ。わざわざモッシュに当たらないようにと端っこで見ている人のところにまで、人を押してぶつける行為を最近日本の会場で見る事が多い。先日、私自身も小さなライブハウスで壁際で大人しく見ていたのだが、壁に人を叩きつけるようなモッシュで反対側から突き飛ばされてきた人の肘が顔面に直撃し、口の中をパックリ切ってしまった。後頭部を壁に打ち付けないようにガードしたら、自分の顔面には手が追い付かなかった。別に私はその人に対し腹を立てて怒るようなことはしなかったが、他の人がこんな事で巻き込まれて怪我をするのは嫌だな…と、そう思った。

モッシュで暴れるときは皆が家族だ。皆で楽しむんだよ。もし誰かが倒れたら皆で助けるのがマナー』

そんな、ドイツの皆が言うようなオーディエンスでいてほしい。

 

日本のライブでのマナーが話題になる度に

「多少は仕方ない事、それならライブハウスに、日本の会場に行かなきゃいいだろ」

という声も目にする。

私は普段主に海外の会場に行っているので何とも思わないが、もしそれと同じことを日本に来るバンドが思ってしまったらどうだろう?二度と来てくれないことになる。

ガッチガチなルールなんてモッシュには無い。曲を聴いて気分が上がって、自然に体が動いてしまうもの。だからそんな場で誰かに対して"気に食わない"という感情を持つくらいならショーを観て楽しむ事に集中してほしい。

 

 

2月にAfter The Burialの米ツアーのアトランタ公演に行った。

その時柵前での撮影が3曲のみの制限付きだったので、残りは私自身大好きなAfter The Burialのショーを楽しみつつ時折フロアで撮影をしていたのだが、終盤モッシュをしていた大きなアメリカン2人が衝突し、睨み合いになってしまった。他のピットの連中も気づき、皆の動きが止まる。しかしバンドはまだ演奏中、周りも膠着しこのままバンドが気づいたら演奏を中断するんじゃないのか…そんな空気になってしまった。どちらが先に手を出すか…の状態で、2人が私のいるピットの端まで下がってきた。思わず、カメラを首と肩にかけたまま2人の中に割って入ってしまった。

『2人ともやめろよ!頼むから落ち着いて!今まだAfter The Burialショーをやってるから!喧嘩しに来たんじゃないんだろ、後でやるか、今喧嘩したいなら外でやって。After The Burialに失礼だろうが!!』

最後の一言は完全に怒鳴り声だった(苦笑)

この直前、After The BurialのギタリストTrentが亡きJustinの弾いていたグリーンの8弦を弾いていた事もあり、どれだけ彼らが大切な思いを込めてショーをやってきたのかひしひし感じていた。そんな素晴らしいショーの最中に、喧嘩が起きるなんて私は絶対我慢ができなかった。もう殴られてもいいからこの2人が喧嘩するのだけは止めたい、私が鼻血でも出してスッキリしてくれるんならそれでもかまわないと思った。

すると『まぁ2人とも、アツくなんなよ』と、周りで傍観していたピットの皆が2人を引き離してくれたのだ。

『チビの言う通りだ』『お前ホント根性あるな』『最高だよお前』

そう言って皆が私の頭を撫でたり(周りは巨漢のアメリカンモッシャーだらけだった)、グッと親指を立ててウインクしてくれたりした。

それを見た渦中の2人は我に返ったらしい、特に身体の大きかった方の人に『悪かったよ』と言われ、2人はそれぞれ自分の見たい場所へと戻っていった。

私はモッシュの中で移動して撮影する時、サークルピットと同じ方向に走って移動したり『ごめんよ』と言いながら皆の中を移動しフロアから見た目線の写真を撮ったりする。写真の実力で言ったら完全に初心者だし、決して巧い方ではない。だけど、私がファンだったら…きっとここから見た光景がカッコいい!と思う場所で撮りたいと思ってフロアで撮影をしている。無謀だけど根性あるなこのチビ、ナイスワークス!とか言われたりもしたし、周りの奴らが言うには本当に楽しそうに歌いながら撮影をしていたらしい。大事なカメラを降ろしてまで、自分の倍くらいの大きさのある男2人の間に止めに入ったチビを見て皆は結構焦ったそうだ。

フロアがまた通常の空気に戻った後、横にいたお兄さんに『After The Burialの事、本当に大好きなんだね』とにっこりしながら言われた。『うん!大好き!最高だよ!』と私も笑顔で言うと、近くにいた別のおじさんにまた頭を撫でられた(笑)

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最後のアンコールまで、この日の公演は暴れまくるフロアだったにもかかわらず喧嘩は一切起きなかった。ラストでAnthonyが『Justinは俺達の曲の中に、今でも確かに存在しているんだ!』と言った瞬間、フロアにいた人達と一緒に我慢が出来ず『ジャスティィィィイイン!』と叫んだりもした。

 

ライブってそういうものだと思う。日常の事なんか忘れて、目の前から発せられる音に溺れて夢中になる。夢みたいな楽しい空間がそこに広がってる。

私がライブハウスに行き始めた頃、誰も知り合いが居なくても同じ曲で笑顔で手を挙げた隣の人と一緒に楽しむ事ができた。生きる事に一生懸命で友達もほとんどいなかった私に、心から楽しいと思わせてくれ沢山の友人を作ってくれたのがライブハウスだった。だからそんな場所でいがみ合いや、誰かが嫌な思いや悲しい思いをするような出来事が起こらないでほしい。

 

 

携帯に動画を残すといつでも観る事が出来る、写真もいつでも観る事が出来る。それは個々の価値観なのかもしれないけれど、写真や動画を撮る事よりも精一杯楽しんでメンバーの一挙一動や想い、その息遣いを感じてほしい。セットリストを逐一メモしたりする事は必要なのだろうか。あっ、この曲やってくれた!と驚きと喜びがプラスして聴き入る方が楽しいのではないだろうか?

 

極論を言えば、振り返ることのできるカタチに残した思い出はアナタが死んでもきっと残り続ける。SNSにアップした写真や、動画サイトに投稿した動画はずっと残り続けるだろう。でも、死んだ自分自身はもうそれを観る事も思い出すこともきっと無いのだ。

一期一会、そして一生の思い出、そのカタチの残し方は人それぞれ。

写真や動画を撮ることや、セットリストを全て覚えておくことを悪いと言っているのではない。

日本にはまだ浸透しきっていないが、それを残すためにレビューをするライターやカメラマンが"仕事として"公演に参加している。セットリストやMCを必死にメモしながら写真を撮っていると、あっという間に終わってしまう。私は元々の音楽好きが幸いして、ファン目線で観る事が少なくなっても、撮影する大抵のバンドの曲は把握していたりするし、その中で楽しくこの活動をすることができる。でもたまに、ちょっぴりファンの人がうらやましい時もある。構図や記事の書き方や咄嗟のメモや暗記や、ピントが合った写真をメンバー全員分一枚ずつは最低でも撮れているか、レーベルに撮ってくれと頼まれた条件の写真は撮れているか、周りの人の表情や安全はどうか…そんな事は考えずにショーを全力で自分の目で見て楽しめるのだから。

 

皆が。ファンも出演者も関係者も。その皆が楽しく「最高だった!」と心から言える日にしてほしい。オーディエンスの皆の力が無ければ、楽しい最高の公演は成し得ない。だからこそ。ほんの少しの心遣いを一人一人が持つだけで、その日の帰り道に自身の思う事が全く違ってくるはずだ。

DAGOBA Interview

海外バンドへのインタビュー!

 

 

今回のゲストは……。

 

 

 

遂にこの2017年5月、フランスのメタルシーンを20年牽引してきた彼らの初来日が決定。

 

これまでにWacken Open Air、HELLFEST等の数々の世界規模のフェスティバルでメインステージ等も経験しその実力は間違いないもの。また、今年はDownload Festivalへの出演も決まっています。

 

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DAGOBA 

 

今回はその創設メンバーであり、バンドの顔とも言える圧倒的な存在感をもつフロントマン、Shawterにインタビューをさせていただきました!

 

 

 

・こんにちは!この度はインタビューを受けてくださり、本当にありがとうございます。また5月に待望の初来日が決定し、とても楽しみにしています。DAGOBAはフランスのマルセイユで1997年に結成されたそうですが、当時どのようなキッカケでこのバンドをスタートさせようと思ったのですか?

(Vo.Shawter)

・ハイスクールにいる間にこのバンドを立ち上げたんだ、その時俺は15歳だったかな。この時の俺達はただ単に音楽をプレイしたくてそれを聴いてほしいと思っていたそんなミュージシャンの集まりでね、それは今でも決して変わってはいないんだ。もちろん、これまでにラインナップの変化はあったけど、音楽に対するがむしゃらさやモチベーションは今でも同じさ。俺達は結成から今までに6つのアルバムとEP1枚、あと何枚かのデモをリリースしてきたよ。俺達の中の2人はまだマルセイユの出身だけど、今のドラマーはパリ出身だしギタリストの彼はニース出身なんだ。 

 

 

・また"DAGOBA"というバンド名について、その由来を教えてください。

 ・俺がこのDOGOBAって名前を選んだんだ、なんでかと言うと俺はStar Warsの大ファンだからね。あとバンド名のラストを"A"にしたかったんだ、俺達の崇拝するMetallicaやPanteraや幾つかの80/90'sのバンドみたいに。Sepulturaもそうだな…。俺達がステージにいる間に覚えやすいしすぐ出てくるし、ファンが叫ぶにはもっと簡単な名前だろ(笑) そう『DagobA、DagobA!!!』ってね。

 

 

・DAGOBAの音楽性はインダストリアルメタルやエクストリームメタルと評される事が多いようですが、アナタ自身はどのような音楽に影響を受けてきたのですか?

・メタルからエレクトロに至るまで、俺はあらゆる種類の音楽が大好き。でもメタルのジャンルは特に好きでMetallica、Pantera、Dimmu Borgir、Deftones…他にも百以上のバンドの音楽を凄く楽しんでるよ。もし素晴らしく偽りのない音楽を聴いたり楽しんでいる人がいるのなら、きっと俺達にも興味を持つと思うよ。

 

 

・これまでの作品のコンセプトやアートワークも非常に興味深いです。DAGOBAの各作品にはそれぞれ異なった物語のような世界観や、作品を通してのしっかりとしたコンセプトがあるように感じています。楽曲制作について、現在はどのようにおこなっているのでしょうか?また、コンセプトやアートワークについても聞かせてください。

・俺が全ての曲と歌詞を書いて作曲も担当しているよ。そしてキミの言うとおり、それぞれのアルバム毎に全体を通したコンセプトを持たせていきたいなと思ってる。そして、それぞれのアルバムで物語を語らせたい。アルバムを通して聴いてる人達に、その間このテーマや世界観の中に浸って意識を向けてほしいなって思うんだ。それは俺にとってとても重要な事なんだよ。

曲作りに関しては、俺はリフから始めるんだ。それから様々なアレンジ(機械音とオーケストラ的な要素のある音たち)を施して、それから歌詞がくるかな。

ギリシャデスメタルバンドSeptic FleshのSeth Siroが一番最後にリリースした作品のジャケットをデザインしてくれたよ。彼は同じように俺達の5枚目の作品Post Mortem Nihil Estも手掛けたんだ。でもそれ以前の幾つかのジャケットは、ビデオゲームのデザイナーが手掛けてくれたんだよ。 (Face the ColossusとPoseidonCecil Kimが担当してくれた。彼はGod of warFinal Fantasy 7/9のリードデザイナーだった人だよ)

 

 

・個人的な話になるのですが、DAGOBAの曲の中でも特に"When Winter"が大好きなんです。この曲のできた背景について教えていただけますか?また、この2013年にリリースしたアルバムのタイトルについてとても興味深く感じています。この"Post Mortem Nihil Est"というアルバムのコンセプトについても聞かせてください。

・俺もこの曲が大好きだよ。このエンディングは壮大かつ地獄のようにダークなんだ!俺はこんな風なクラシカル(古典的)で曖昧な結末を持つ曲を長年作りたいと思っていた。これはPost Mortem Nihil Estを開幕する一曲であり、祈りや願いというものは死のあらゆる面を受け入れる事ができるという事について語っているんだ。

 

 

・DAGOBAの曲は凄くバランスが良いですよね。迫力があって、個々の演奏技術も高く(特にドラムが素晴らしいと毎回感じます)、クリーンもメロディアスで美しさがあり、それが組み合わさり独特の雰囲気があります。間違いなく、一番新しくリリースした作品の"Tales of the Black Dawn"では、これまでの作品と比較しても特にパフォーマンス面のレベルアップが感じ取れる作品だと思います。これまでの作品を通して、自身の変化やバンドとしての成長についてはどのようにお考えですか?

・俺が作品を創る時には、シンプルに"他のバンドのディスコグラフィーでは耳にしないような曲を書きたい”と思ってる。それと同時に、俺達の曲を聴いてくれている人達に『うん、これは確かにDagobaの演奏だ。でも彼らは以前とまた何か違う事をやろうとしてる』と思ってもらえるようにしたいんだ。次の作品もまた違ったものになるだろうね;)

 

 

・今年2月にはJive Epic France/Sony Music Entertainmentとサインし、次回作の構想も既にあると聞いていますが、新たにこれらのグループとサインしたきっかけはどういったものだったのですか?

・彼らはもう数年前から俺達に目をつけてくれていたんだけど、俺達は既に別のレーベルとサインしてしまっていた。ようやく一緒に仕事できる時が来たんだ。彼らの仕事はとても素晴らしくて、こんなメジャーな会社が次の作品のプロモートのために俺達と一緒に力を入れてくれて、本当に嬉しく思っているよ。今回のリリースは間違いなく俺達の中でも最大のものになるだろうね。

 

 

・夏に新作の発売も発表されました。2016年にはメンバー2名の脱退がありましたが、楽曲制作に関しては何か変化はありましたか?

・全く心配ないよ。俺が全ての楽曲制作をしたし、どれもクールな出来だ。DAGOBAはまだ生きている、同じ魂を持って、そこに新しい奴らが加わっただけのことさ!いいことだよね!

 

 

・これまでのアルバムがどれも素晴らしい作品で、次回作も凄く楽しみです。今作BLACK NOVAの制作中の手応えとしてはいかがでしょうか?

・今はまだその作品からどの曲もリリースしていないから、この質問に答える事はできないんだ。でも俺は今回のリリースが最高のものになるのは間違いないと思ってるよ:)

 

 

・これまでにも数々の大型フェスに出演し、世界中で様々な著名なバンドとのツアーを成功させてきています。今年もダウンロードフェスティバルへの出演が決定していますが、これまでに出演したフェスティバルの中で特に印象に残っている出来事は何ですか?

・キミが言うように、これまで世界中を横断して沢山のレジェンド達と共に演奏をしてきた。俺に言えるのは、その全てのバンドライフがただもうひたすらクレイジーで楽しいって事さ。どこで演奏しても、ツアーで回っても、良い思い出しかない。そして、俺達は例え200人の人の前だろうと5万人の前だろうと、同じ激しさでショーを行うよ。毎晩、全てのショーに俺達の100%を捧げる事は本当に重要な事なんだ。

 

 

・特に仲の良い、親交のあるバンドは?またこの20年のバンド活動を通して、アナタに最も大きな影響を与えたアーティストはいますか?

・あぁ、俺達は世界中の幾つかのバンドととても良い関係を築いているよ。Moonspell、Dir en Grey、Sepultura、Aqme、Samaelとか、他にも多くの奴らとね。それから、俺に最も影響を与えたバンドはPanteraだと思うよ。

 


・DAGOBAの全ての作品、曲はどれも素晴らしいですが、自身の曲で最も気に入っている作品や思い入れのあるものはありますか?

・Face the Colossusに収録されているThe World in Betweenって曲がとても好きで大切な一曲かな。でも次のアルバムBLACK NOVAに収録されている数曲は、俺の新しい大のお気に入りにきっとなるだろうね。

 

The World in Between

The World in Between

  • Dagoba
  • メタル
  • ¥250

 

 


・フランスはHELLFEST開催等、世界の中でもその音楽シーンの盛り上がりが注目されてきている印象がありますが、近年のフランスの音楽シーンについてはどのように観ていますか?

・キミの言うとおりだね。今は確実にシーンに注目が集まりつつある。そしてもっともっと、もっと良くなっていく事を願っているよ!



・2013年には日本のDir en greyと共にツアーをしていますね。彼らの印象やこのツアーでのエピソードも聞かせてください。また、この5月にDAGOBAの初来日公演が予定されています。本当に楽しみです!そこで、日本という国やその音楽シーンについての印象をお聞きしてもいいですか?

・俺がこれまで経験した中でも最高のモノの1つだったよ。Dir en greyは凄くクールだし、俺達は今でもほぼ毎週のようにWhatsAppでギタリストのDieと連絡を取ってるんだ。彼は素晴らしくナイスガイだよ!

信じてね、俺は多分キミよりもっと今回のジャパンツアーが楽しみでたまらないんだ。心からキミ達の国を愛しているし、その文化も食べ物も、全てね。本当に行くのが待ちきれないんだ。日本のシーンはとっても印象的。沢山の素晴らしいメタルバンドが出てきているし、とても素晴らしいミュージシャンがいる。そして画期的な技術を取り入れたり、すごく進歩してる。そしてライブハウスでは観衆が凄いって聞いてるよ、だからね、もうすっごく楽しみなんだ!!!


・今後の活動予定、また今後のヴィジョンについてはどのようにお考えですか?

・今は舞台設計やプロモに全力を注いでいるところだよ。そしてSONYがそれについて沢山手助けをしてくれてる。音楽をプレイする時はグローバルな世界観を持つことが重要。バンドの写真や数々のビデオ(映像作品)、そして全てのショーを素晴らしくしていこうと考える事。音楽はその全てひっくるめたアートなんだ、ただ単に曲を演奏するだけじゃないんだよ。 



・もしよければ、最後に日本のDAGOBAのファンの皆へメッセージをお願いいたします。
・やぁ皆、俺が日本に行ったらいい飯屋に連れてってくれ(笑)、俺はさらにパワーをつけて皆と最高に盛り上がるためにステージに上がるからな!!!

 

ありがとうございました!! 今後の皆様のご活躍を楽しみにしています。

そして日本ツアー、首を長くして待ってます!!

 

 

 

フランスにいる仲間のバンドが『ヤバい奴らがいるんだ』と何年も前に教えてくれたのがこのDAGOBAでした。壮大でクラシカルなイントロ、かと思えば近未来的なエレクトロの音が混じったり。だけどその元となる楽器隊はどっしりとした存在感を持つバンド。あ、凄い、本当だ…という言葉しか出てこなかった。また、フロントマンのShawterの存在がなんとも云えぬカッコよさを漂わせているのです。

 

 

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最初にこの話を聞き、RNR TOURSのワキタさんに「最高です!!ありがとうございます!」と大喜びで伝えたのですが「実は彼ら初台wallでやるんですよ」と楽しそうに言われた瞬間、真顔で「事件ですね(信じられないけどすごく面白そうの意)」と返してしまったり。

いやぁしかし、彼らをそんな近い空間で観られるなんて日本人得してます、心からそう思います。

 

RNR TOURSさん、いつも素敵なツアーをありがとうございます!!

 

↓↓↓ツアー詳細はこちら↓↓↓

rnrtours

 

そして今回の来日を受け、他のメンバーの事は知っていたものの、やはり中心人物という事で勇気を出してShawterに声をかけてみました。快諾してくれた彼に心から感謝を。

ド緊張で話しかけたのですが、やり取りをしているととても優しくて、しかし芯のある言葉を発するまさに"アニキ"って感じの人でした。

 

他の皆も。Nicolas、JL、Werther、会えるのを楽しみに待ってます。

 

一ファンとしてもDAGOBAの事は大好きだったので、来日に合わせてお話を聞かせていただけるというのはとても光栄な事でした。夏にリリース予定の最新作もとても楽しみですが、何より彼らのショーを観られる日がもうすぐそこまできていることが信じられないくらい楽しみです。

 

Nightshadeに会えるのも本当に嬉しい。

凄まじいことになりそうな公演ですが、最高な初来日になる事を心から願っています。

 

DAGOBA、これを機に聞いた事の無かった人も是非聴いてみてください。

Tales of the Black Dawn

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  • Dagoba
  • メタル
  • ¥1500

 

What Hell Is About

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Face the Colossus

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