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DAGOBA JAPAN TOUR

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5月18日ー21日の4日間、フランスのメタルバンドDAGOBAの初の来日ツアーがJAPAN Booking Team"RNR TOURS"の招聘によって行われました。有難いことに、私ISAMIMHZもそこに参加させていただける事に。来日前にはVo.のShawterへのインタビューを行ったり、事前にメンバーと何度か連絡を取っていたものの実際に会うのは初めて。WackenやHELLFESTでは何万人規模の観衆の中、圧倒的なパフォーマンスを見せる大物バンドでもある彼ら。とても緊張しながら日本に無事到着した彼らに挨拶をしたのを覚えている。

 

DAGOBAの結成や楽曲についての話は、Shaw(Shawter)へのインタビューで語ってもらっているので是非読んでみてほしい。

mar1na.hatenablog.com

 

ステージの外でもShawはなかなかパワフルな人物で、夜の街を何度も走って彼かはぐれたメンバーを探し回る事もあった(笑)今となっては良い思い出である。

そんな私の頭を撫で(彼らは私の歳を実年齢よりだいぶ下だと勘違いしていた…)、『明日は任せろ。ブチかましてやるからしっかり見とけ』と目をギラギラさせながら言うShawはとても頼もしかった。

 

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そして迎えた初日公演の前には、メンバーに道案内を頼まれ一緒に大手ギターメーカーESPへ見学にも行かせてもらうという、彼らと一緒でなければ一生経験することができないような素晴らしい経験もさせてもらいました。

担当してくださった鈴木様、改めてここに感謝申し上げます。本当にありがとうございました。

 

 

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むかえた初日公演の初台WALLは海外4バンドと日本のSailing Before The Windという、まさに豪華フェス!と言っても過言ではないメンツ。

 

リハーサル前には大雨が降ったけれど、DAGOBAのメンバーが住む地域は雨が少ないらしく、その大雨さえ車内で楽しんでいた姿が印象的だった。会場に着くとNightshadeのメンバーにも会え再会を喜びつつ、4ヶ国のバンドが準備を始めたフロアは一気に騒がしくなった(笑)

 

 

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 そしていよいよ始まったDAGOBAのショー。何度も映像で見てきたSEが流れ、最初にDr.のBastosがステージへ現れる。続いてGt.のJLが手を挙げながらステージへ。Ba.のWertherはスターウォーズ(日本語)のTシャツで登場。

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確か2016年のWackenのステージでもこのTシャツを着ていた気がするが、本当にナイスなチョイスである(笑)そしてShawが登場し大歓声とメロイックサインの中、ダイナミックなイントロから"Eclipsed"が始まる…。こんなにDAGOBAを待っていた人が日本にいたんだ……一瞬周りの景色や音が遠く聴こえるような気がしたほど、その光景を見て感慨に浸っていた。そしてフランスでトップを走り続けるその実力は間違いないもので、音源で聴くよりもさらに迫力のある、完成度の高い音色の塊がぶつかってきた。

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一瞬で意識を現実の初台WALLに引きずり戻されたような、目の覚めるような瞬間だった。"The Man You're Not"をプレイした後、"Black Smokers"からの”When Winter…"は個人的にも涙モノの展開で、いつもライブ動画でShawが言う聞き慣れたセリフと同時に一番に手を挙げてしまい、隣にいたフランスの人達に爆笑された。

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実は初日公演では自分自身が感激し楽しみ過ぎてしまい、気がついたら終演…。そんなに写真が撮れていなかった。帰り道メンバーにそう話すと『楽しんでくれたことが何よりだよ!』と笑われた。フロアにいたフランスの人達にも、その日いた友人やお客さんにも『超笑顔だったね(笑)』と言われる程度には、顔が緩みっぱなしだったらしい。

 

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2日目の公演ではアンコールも起きた。カメラを向けるとメンバーが気づいて笑顔を見せてくれるようになった。

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そんな小さな変化が、ショーの写真を撮ったりバンドに帯同している時にとても嬉しい瞬間でもある。

 

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日本の会場で、彼らはどの日も全力でオーディエンスにぶつかっていった。『例え100人200人の前だろうと、5万人の前だろうと何も変わらないよ』そう語ってくれたように、ほんの少しの演出、MC、ちょっとした仕草1つに至るまで、その風格とプロ意識をしっかりと見せつけてくれた。

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Shawのそのカリスマ性とシャウト/クリーンを見事に歌い分ける歌の巧さは勿論だが、Werther、JL、Bastosの各々もESP/Schecter/YAMAHAの公式エンドースを受けている実力者であり、ステージのどこを見渡しても皆のプレイには惚れ惚れした。

 

-DAGOBA JAPAN TOUR DAY1-2 Set lists- 

Eclipsed

The Man You're Not

Black Smokers

When Winter

The Sunset Curse

I, Reptile

The Things Within

 

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3日間プレイされた楽曲に合わせ、最終日の大塚ではBorn Twice等の曲もプレイ。The Things Withinでの大合唱、マイクを通して何度も響くメンバーの「アリガトウ」という声、目に焼き付けたいほどのとても素敵な景色だった。

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アンコールの後皆の写真を撮ると、Shawに腕を掴まれ『おい、もう1曲演るからな』と唐突に言われた。ステージ上では既にJLがギターの機材を片付け始めていたものの、彼の言うとおり止まらないワンモア!の声にダブルアンコールが。最後に聴く"The Great Wonder"、曲の入りから彼らの創り上げる世界観がまた素晴らしい。こんなにカッコいい曲だとは……本当に、最後の最後まで魅せてくれる人達である。

 

 

どの日も、多くの人の心をDAGOBAは鷲掴みにしていた。終演後、CDを嬉しそうに買っていく人達に「どのアルバムがオススメですか?」「どの曲をやってましたか?」と聞かれるのが私自身も本当に楽しかった。

沢山の人の笑顔に囲まれ、サインや写真に応じていたメンバーは心から日本のファンとの触れ合いを楽しんでいたように思う。

 

『俺達にとって、"アメリカンドリーム"と同じくらいの大きな意味を持つ、叶えたかった夢がこのジャパンツアーなんだ。ロシアでも、他のアジア諸国でも、オーストラリアでもない、日本という国に来たかったんだ。本当にありがとう』

 

そう彼らはしっかりとした口調で、とても嬉しそうに話してくれた。

きっとこの夏、これまで以上に大規模なリリースをしてDAGOBAは音楽シーンに一波立てるのだろう。またこの国に彼らが帰ってくる日には、どんなことになっているのだろうか。本当に次が待ち遠しくなる初来日公演だった。

 

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 RNR TOURSのワキタさん、クルーの皆さん、いつも素敵な公演をありがとうございます。関わらせていただき本当に嬉しかったです。

ちょうど一年前に、この人達のやっている事や考え方は本当に凄く素敵だ!私も是非お手伝いさせて頂けないだろうか…と勇気を出してメールを送ってよかったなと今でも心から思っています。RNR TOURSを知らなければ、私はきっと日本のライブハウスにはもう行っていなかっただろうと思います。こんな私ですが、僅かでもお役に立てていれば嬉しいです。

 

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そしてNightshadeの皆、少ししか話す時間が無かったけど沢山笑わせてくれてありがとう。なんだか皆には、またすぐ会えそうな気がする(笑)

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バスティンは相変わらず最高に強烈でした(笑)

Luv you all guys! Let's get together again, absolutely!!;p

 

 

 

最後に、DAGOBAの皆。関わらせていただけて光栄でした。きっと至らないところも沢山あっただろうけど、皆の優しさや思いやり、笑顔にとっても救われました。最高に楽しい時間をありがとう。

夏に発売の新譜BLACK NOVAを楽しみにしてます。そしてまた会える日も。

これから先も、皆の更なる躍進と活躍をこの日本から応援しています。

 

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Thanks again for coming to JAPAN. It was an great honor working with you all.

I am Sincerely greatful that I could meet DAGOBA.

Hope we cross paths again, I'm always rooting for you;)

 

 

All Photo/Text by Marina Isami

Chelsea Grin "Self Inflicted" US TOUR Portland show

2017年6月4日の彼らの初来日に合わせ、今回このライブレポートを公開しました。

様々な事情が重なってしまった事や、本来は別途アナウンスがあるお知らせの後に公開する予定のものだった為、公開がライブから2ヶ月ずれた今になってしまった事をご了承ください。また、そのため少し内容も訂正しMC内の発言部分等も削っています。

 

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2016年夏に4枚目となるフルアルバム"Self Inflicted"をRise Recordsよりリリース。年始には約1ヶ月に渡るEUツアーや同作品のDX Editionの発売を行うなど、精力的に活動を続けるアメリカ/ユタ州出身のデスコアバンドChelsea Grin。

今回、彼ら曰く今年唯一となる全米ツアーの3日目、アメリカ西部のオレゴン州ポートランド公演へと縁あって足を運ぶことに。直前にはツアーバンのトラブルもあり1公演をキャンセルしなければならない等波乱のスタートだったが(前日にAfter The Burial/Fit For An Autopsy等のツアーでアメリカ東部のアトランタにいたが、彼らもとてもChelsea Grinのツアートラブルを心配していた)、当日会場に着くとVo.のAlexが笑顔で迎えてくれた。 

 

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GIDEON、Enterprise Earth、ICE NINE KILLSと帯同するバンドも申し分ない、実力派揃いのツアー。ポートランドの会場はキャパ150人ほどの一階がカフェスペースになっている木造の建物。全年齢対象公演という事もあり、この日の全てのショーではハードコアモッシュが禁止され、モッシュピットを拡げ手や足を振り回す人物がいると即座にセキュリティが静止に入っていた。

 

O.Aの地元バンドの後に登場したのはGIDEON。今夏に来日公演も発表された。流石なライブ達者振りを見せてグイグイとオーディエンスを惹き込んでいく。煽り方も実に巧くラウドな展開の曲や、公開されたばかりの新曲等がプレイされ、どちらかというと若い女の子の観客の比率が多い今回の公演の中でもその存在感はバッチリだった。

 

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お次はEnterprise Earth。この公演前に公開された新曲が話題を呼んでいたStaySick Recordings所属のデスコアバンド。メンバーは比較的物静かで、若い印象を受けた。演奏はさすが音源にも劣らぬテクニカルかつスピーディなもので、素晴らしいと拍手を送りたくなるほど。一つ残念だったのがこの日のステージが狭いせいか、機材トラブルだったのか、Vo.のDanが耳を押さえながらほとんどモニターの前から動かなかった事。もしくは観客に背を向けたまま歌っていた事である。演奏はとても巧いのに、とても勿体なく感じてしまった。その実力は未知数ながら、楽曲センスはこれまでの作品を聞けば明白なもので、是非とも次回見る機会があることを期待したい。

 

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そしてこの日Chelsea Grinと同様に、ファン向けのミート&グリートをバンドのオフィシャルで開催していたFearless Records所属のICE NINE KILLSが登場。ヘタすると、この日はトリのChelsea Grinよりもファンの数は勝っていたかもしれない。ポートランドやシアトル等のアメリカ西部の地域のファン層は全米中でも大人しい部類に入り、女の子が多いのもその特徴だと思っている。

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ショーが始まると思わずため息が漏れた。ライブの巧さ、魅せ方がこれまでのバンドの比ではない。もはや別格という言葉がふさわしいほど。イントロから曲のフェードアウトまで、ステージの広さは同じであり中央に佇むVo.のスペンサーは小柄なのに、どうしてこうもそこから放たれる空気が違うのか。決して他のバンドが劣っているのではなく、単にICE NINE KILLSのステージング、演奏、その世界観の表現力がケタ違いに巧いのだ。まるでミュージカルを演じているかのような、美しく目が離せない展開の数々。曲はThe Nature Of The Beast、Communion Of The Cursed、Me, Myself & Hyde等2015年にリリースされた"Every Trick In the Book"収録の物を中心にプレイ。Vo.のスペンサーの指先ひとつの動きすら目が離せない…そんな素晴らしいショーだった。

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余談だが、この日とても緊張して開場までの間(Chelsea Grinのミート&グリートも行われていたため)完全に身を持て余した私に、何度も微笑みかけ話しかまってくれた人物が居たのだが、それがICE NINE KILLSのGt.JDだった。海外公演に参加すると日本から来たことを関係者が奇異な目で見ていたり、うっかりその話を聞いてしまったせいで輪に入れず帰りたい気持ちになってしまう事が稀にあるのだが、彼とChelsea Grinのテックスタッフをしていた人物の優しさにこの時とても救われた。ICE NINE KILLSの楽曲は勿論大好きだが、このショーの前のほんのちょっとしたJDの気遣いで益々好きなバンドになったのは確かだ。

 

 

 

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 ツアー前にちょっとしたニュースにもなったのだが、本来トリプルギター構成となっているChelsea Grinはこのアメリカツアーをメンバー5人で行っていた。ギタリストのDanが医大へ合格し勉学に今は比重を置いているためだ。

トリプルギターのバンドを生で観たのは、この時ALESANA以外に経験したことが無かったので少し残念な気もしたが、彼のパートとなる部分の同期のチェックをStephenが転換中入念に行っていた。

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そして始まったChelsea Grinのショー。こちらも度肝を抜かれるほど完成度が高い。待ちに待った一曲目は、Self Inflictedより"Skin Deep"、中盤の展開が耳に残る一曲。そこから"Clickbait"、"StrungOut"と同アルバムからプレイ。フロントマンのAlexはとても長身だが、今回の狭いステージの中でも一切の窮屈さやストレスをこちらに一切感じさせない。これもキャリアの差が成せるものだろう。話していた時は穏やかで、声色も低かった彼のステージでの変貌ぶりもまた凄まじく、喉が引き裂かれるような声を出しどっしりと中央に構える姿は圧巻。彼の高音スクリームに合わせ、ドスの効いた低い声を掛け合わせてくるのはDr.のPablo。

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安定感のあるプレイをしつつ、ここまで主張のあるヴォーカルをこのジャンルのドラマーがやるのも珍しい。壮大なシンセとギターの音色からテンポの良いドラミングと、怒涛の展開が訪れる近年の彼らの代表曲の一つ"Playing With Fire"が開始されるとフロアは一層盛り上がりを見せる。

そこから"Angels Shall Sin, Demons Shall Pray"、"Four Horsemen"、"The Foolish One"、"My Damnation"と、新旧の作品からプレイ。ショーを実際に見る前までは、他のデスコアバンドと比較すると弦楽器隊の細さが少し気になっていたChelsea Grinだが、煌びやかで目を惹くその楽器と繊細なプレイはまさに彼らならでは。バンド名や曲調のえげつなさとは別に、そのプレイはとても細やか。

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どちらかといえば気が強めに煽ってくるJakeと、にこやかにフロアを見渡すStephen、後ろで静かに正確なベースでそれを支えるDavidのバランスがまたとても対照的で面白い。

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MCはほぼAlexとPabloが分担して話す形式をとっており、どちらかといえばPabloがムードメーカー的な存在のようだ。バンド自体もMCでそれほどべらべら喋るタイプでもなく、タイトにまとめられ次の曲へと切り替わる。Chelsea Grinという実在の殺人鬼の相性からとったというバンド名が表すように、ストリングスやシンセを使用した雰囲気のある前奏から始まる曲が多いのも魅力。セルフタイトルEPから"Crewcabanger"の後は、アルバムDesolation Of Edenから"Sonnet of the Wretched"、冒頭のグロウルでフロアもヘドバンの嵐に。キャリアの長いバンドほど昔の曲を演奏する機会が減っていく印象があるが、今回のChelsea Grinのショーでは最新作を中心に長年のファンが喜ぶような曲がピンポイントで挟まれていたように感じる。欲を言えば、このツアー前に発売されたDX盤に追加収録された2曲のうち、どちらか1曲でもいいから聴きたかった…というのが本音だが(笑)

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"Never, Forever"、"Scratching And Screaming"と最新作からプレイし、ラストも同作品から"Broken Bonds"。昨年のワープドツアーでの映像も公開されている人気曲の一つ。厳かな雰囲気の前奏から一気にAlexの高音のスクリームが降り注ぐ、これもまた破壊力抜群の一曲。『ありがとうポートランド!』短くそう告げ、メンバーは一旦ステージを降りる。

 

すぐさま起きたアンコールの中、再び楽器隊がステージに現れアンコールが始まった。

アンコールで演奏されたのは"Cheyne Stokes"、そして"Recreant"だ。このチョイスに会場はさらに熱気を帯びた歓声で埋め尽くされる。落としに落とすブレイクダウンとギターのメロディのバランスがなんともニクい。この日の会場がモッシュ禁止じゃなかったら、きっと大変なことが起こっていただろう。前に押し寄せたファンがこれでもかというほど手を挙げ頭を振り、最後の最後まで全力で彼らの音に応えていた。名残惜しく響くギターの音を耳に残しつつ。大きなChelsea Grinコールに包まれながらにこやかな笑顔を見せ、メンバーはステージを後にした。

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 -Set Lists-

Skin Deep

Clickbait

StrungOut

Playing With Fire

Angels Shall Sin, Demons Shall Pray

Four Horsemen

The Foolish One

My Damnation

Crewcabanger

Sonnet of the Wretched

Never, Forever

Scratching And Screaming

Broken Bonds

[ENCORE]

Cheyne Stokes

Recreant

 

 

 

Chelsea Grinといえば、今のデスコア界でも最重要バンドの1つとも言える存在。

ここ日本ではそれほど名前を聞かないかもしれないが、アメリカ/ヨーロッパでのその地位は確固たるものでありエクストリームミュージック系のフェスの常連バンドでもある。

大きなステージでの演奏のイメージが強い彼らを、まさかキャパ200人以下の箱で観る事になるとは夢にも思わなかった。しかし彼らのパフォーマンスは全て一切手抜きのない純な感情と音の塊。いかにそこにいるファンを大切にしているバンドか…というのが痛いほど伝わってきた。

 

特にフロントマンのAlexは、開場直後から自らマーチブースでファンと触れ合い自分でマーチを手渡し売っていた。直前に公式のミート&グリートが行なわれていたにも関わらずである。もちろん開場と共に入ってきたファンは大喜び、ブースでAlexと話したりサインをもらい、皆が大満足な表情をしていた。結果、彼は出番直前のICE NINE KILLSの演奏中までバンドのマーチブースにいた。話していても凄く穏やかで思いやりのある人なんだなぁと、あのライブパフォーマンスのイメージがあった私は拍子抜けしたほど。そしてショーの前にキャップをプレゼントしていたのだが、それを被ったまま本番もプレイしてくれ『俺被ってたの気づいてくれた??』といたずらっ子のように声をかけてくれた姿が印象的だった。

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終演後は他のメンバーもすすんでマーチブースに立ち、ファン1人1人との交流をとても大事にしている様子が伝わってきた。日本に行くのが本当に楽しみ、早く行きたいなぁ〜、アレ食べたいんだよねぇと嬉しそうに話してくれたStephenとDavid。ほんの数十分前までステージで狂気に満ちた曲を演奏していたとは思えないほど爽やかな人達だった。

多くのバンドと関わる中でも、彼らクラスのバンドが、いくら規模が小さいショーだからといって全員がブースに出てきてこんなにファンと会話をするなんてほとんどあり得ない。それを平然と、等身大でやってしまうバンドがこのChelsea Grinなんだろう。

そして生で観ないと、彼らの実際の凄さはわからない。映像や画面、マイクを通してしまった録音した音声では、あの空間にあるものが伝わりきらない。Alexのどこから出してるんだと問いたくなるようなあの声と、振動する空気を、是非目の前で体感してほしい。

 

デスコア、と割り振られているジャンルにも、今様々な流れが訪れようとしている。

その中で、彼らは今作について、初期に立ち返りスピーディな展開を盛り込もうと考えた…とドイツでのインタビューで答えている。今後更に世界進出を、と考える彼らの活動をこれからも見続けていたい。

 

 

【CHECK IT OUT!!】 "Message to Japanese Chelsea Grin fans!!"日本のChelsea Grinファンの皆へ、VoのAlexがメッセージをくれました! SOFでの初来日をお見逃しなく!! Thanks so much for that AMAZIG opportunity @akgrin from @chelseagrinofficial . I also can't wait to see your show in JAPAN. I'm greateful to have met you all:) See you again this June!! Take Care.#ChelseaGrin #SelfInflicted

 

最新作のDX盤はこちら!!

Self Inflicted (Deluxe Edition)

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Favorite Song On The Great Collapse

 ニュージャージー州出身のデスコアバンド、Fit For An Autopsyが最新映像

 Favorite Song On The Great Collapse

を公開。

 

最新アルバムの中の曲について、メンバーそれぞれが語っています。

普段はツアーに参加していないWill氏のトークもあり、とても興味深い内容。必見です。

 

映像中に登場する事もあり、3月のAfter The Burialとのツアーが恋しくなりそうです。

今年はWacken Open Airへの出演も決定している彼ら、この夏のスケジュールにも用注目です。

 

最新作"The Great Collapse"はこちらから。

The Great Collapse

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